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La poesia  作者: roman
101~200 優しい歌に出会った頃
196/866

かなし涙

心配事ひとつ

大きすぎて歩けない

この森をぬければ

束の間 晴れた空

見られそうなのにな


くやし涙は許されても

かなし涙は許されない


わからないことがあるなら

わかるまで聞いて

僕たちもういいだなんて

言わないからさ


心配事ひとつ

また思い出してしまった

この森に終わりは

あるのかと思えば

またひとつ積み上がる


元気と言えば人は笑う

痛むと言えば人は消える


気に入らないことがあるなら

わかるように言って

僕たちわからないなんて

言わないからさ


わからないことがあるなら

わかるまで聞いて

僕たちもういいだなんて

言わないからさ

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