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晴れになるまで
満員電車の窓の外
赤いタワーが流れていく
いつかあの子とのぼりたい
ビルに隠れるまでの夢
次々出される宿題に
追いつめられてまた次の日
いつかいつかも同じだけ
積み重なって苦しい
だけど昨日あの子の席
僕の隣になったんだ
今日からおはようが言えそう
まだ曇りの日と雨の日を
さまよっているけれど
ドアが開いたら押し出されて
気づけばもう教室の中
ロッカーに置きっぱなしの
教科書はほこりだらけ
きっと昨日あの子だって
喜んでいたはずなんだ
諦めかけてたことひとつ
叶っただけで金曜日の
帰り道の気分さ
もうすぐおはようが言えそう
まだ曇りの日と雨の日を
さまよっているけれど




