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マッチングサンダル
燃える太陽に照らされて
歩いていくのが幸せなの
パラソルの下を吹く風や
夕立を待ってはいけないの
おそろいのサンダルを履けば
砂の熱さは感じない
どこまでも歩いていけそう
指の隙間に慣れたなら
燃える太陽はまぶしくて
歩いている場所を忘れそう
繰り返す波のリズムで
いつからか朦朧としてるの
おそろいのサンダルを脱げば
きっと熱さで歩けない
ひとりでは履けないサンダル
指の隙間が疼いてる
おそろいのサンダルを履けば
みんなうまくいくはずだった
日陰や濡れた砂の上の
冷たさが今は恋しい




