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La poesia  作者: roman
101~200 優しい歌に出会った頃
121/866

芥子色の渡船

港をすべる芥子色の渡船

夢見る釣り人を乗せて

朝の霧に消えていく


乗り遅れた昨日までの自分に

追い出された明日からの自分に

みんな振り返って手を振る

帰りをここで待っているから


空を飛び交うカモメの影を数え

釣れてるかと聞き合う頃

深い霧は晴れていく


疲れきった昨日までの彼らに

恐れ抱く明日からの彼らに

この船に乗りなと言っても

沖を見ながら首を振るだけ


港をすべる芥子色の渡船

鮮やかな人生を乗せて

今日も霧に消えていく

白い夢に消えていく

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