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La poesia  作者: roman
001~100 小さな世界で生きていた頃
11/866

風の子、雪の子

銀色の空の下

ゴールをきめた少年が

赤い頬して笑っている


真冬のグラウンドは

歓声の渦の中


姿の見えない風の子が

全速力で駆け抜けた

みんながうらやましくなって

みんなに気づいてほしくって


鉛色の空の下

響き渡る笛の音

そしてゲームが始まった


真冬のグラウンドは

はりつめた空気の中


姿の見えない風の子が

全速力で駆け抜けた

みんなの邪魔がしたくって

みんなに気づいてほしくって


姿の見えない風の子が

雪の子ひとりつれてきた

みんなの笑顔が恋しくて

みんなにごめんね言いたくて

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