幸せって、何?
「幸せって、何?」
そう聞かれて、すぐに答えられる人はどれくらいいるだろう?
せいぜい、
「いや……幸せは幸せでしょ」
くらいの返答しかできないのではないか。
まあ、一般的に(私だけかもしれないけど)幸せって、これからいう中にはいっているんじゃないかな。
「みんなから好かれて、好きなことができて、才能が発揮できて、生きがいがあって」
完全なる理想だ。これを全て達成できる人なんて、なかなかいやしない。
じゃ、この上記に記したものが「幸せ」なら、達成できない人は不幸せ?
ううん。そんなことはないんじゃないかな。
これを全て達成しない人の方が多いにきまってる。
私は、幸せとは、「この日常を少しでも幸せだと思えること」だと、勝手に思っている。どんなにささやかな生活でも、「幸せ」だと思えることは、きっとたくさんある。どこにでもある。なんなら、「そこらへんに新しく花が咲いた!」だって、幸せの種なのだ。
……え?幸せだと思えない?
それでも大丈夫だよ。幸せは、どんなに不運な人にだって絶対やってくる。でも、そのことに気付けるかどうかが問題なのだ。
大丈夫。幸せは、夜空に輝く星の数くらい、たくさんあるんだから。都会の空気で見えない星があるように、あなたが暗い気持ちでいるから見えない幸せだってあるんだ。
だから、幸せは誰でもつかめるんだよ。