表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
《6,5周年ですよ! &120万PV大感謝! これからもよろしくお願いします!》 ギャルゲー転生 ヒロインたちを攻略しようとしたら俺が攻略対象でした!?  作者: mask
立花ルート編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1064/1130

立花ルート33

 西村さんの大失敗から時間は経って夕方。

 車で三十分ほどの朱乃宮では一番大きなスーパーで買い出しをして、今はその帰りだった。

「今日はごめんね。うちのお姉ちゃんが」

「いえいえ。ちょうどレンタカー借りてましたし」

「そう言ってくれて良かったよ。もう! あとで説教しなくちゃ!」

「ほ、ほどほどに」

 プンプンと怒る瀬名さんに苦笑するしかない。

 こりゃ西村さんしばらくはお酒控えた方が良いかも。

「それにしても暗くなりましたね」

 もうすぐ六月になるが、すでに車の外は闇になり、ヘッドライトを遠目にしないと先が分からない。

「田舎だからね。そこらじゅうに街灯があったり、家があったりないし。やっぱり羽澄さんが住んでた場所って夜でも明るいの?」

「そうですね。私が住んでたところも都会ってわけじゃないですが、真っ暗にはならなかったです。コンビニとかも二十四時間やってますし」

「本当に! 羨ましいな〜。うちはコンビニ遠いし、二十四時間やってないし。やっぱり都会だな〜」

 その後も田舎と都会のあるあるで盛りあがった。

 瀬名さんは話しやすくて楽しい。

「……ねえ、羽澄さん」

「ん? なんですか?」

「このままどっか逃げちゃおっか? 二人で遠くに」

 チラリと横目で瀬名さんを見る。

 クスッとした小悪魔的な笑み。

「……明日にはレンタカー返さなくちゃいけないんで無理ですね〜」

「酷〜い。羽澄さんってロマンなーい」

「愛の逃避行なんて今どき流行らないですよ」

「へえ〜」

 なんかまた瀬名さんがニマニマしている気がする。

「なんですか?」

「羽澄さんは私にLOVEなんだ〜。えっち」

「……ここで降ろしますよ?」

「冗談だって! それにこんなところで降ろされたらクマに食べられちゃう!」

「え、ここってクマ出るんですか?」

「うん。たまにだけど。あ、そっちはクマなんて普通出ないもんね」

「こ、怖〜」

 こんな暗い道にクマなんて出たらと思うと戦慄する。

 最近クマ被害多いからな〜。

 連日テレビでニュースやってるし。

 結局、去年のクマは冬眠しなかったって騒がれてたし。

「……研究所にクマ入って来ないですよね?」

「まあ、塀が高いし大丈夫かな? 門も守護者が管理してくれてるから勝手に開いたりしないし。でもまあ、絶対はないけどね」

「田舎って怖いですね……」

「大丈夫大丈夫! いざとなったらスタンガンでバッチバチだから!」

「スタンガン? スタンガンなんて持ってるんですか?」

「うん。守護者が。本来は侵入者用のだけど、クマにも効くんだって〜」

「クマに効くって。それ人間にやって大丈夫なんですか?」

「さあ〜」

「さあ、って」

 守護者の機嫌を損ねないようにしよう

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ