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旧・鋼の国    作者: Rafu/
第一章 フューリー討伐
9/37

勝利への鍵

大型兵器討伐計画編最後です。

  「おいっ!今の攻撃は...誰だッ」

「分からねぇよ!魔導核が一個吹っ飛んで行ったぞ!」遠距離攻撃をしていた機体の操縦者たちの混乱は、すごかった。苦戦していた相手が一撃でパーツをこぼしたのだ。その動揺はソハンたちも同じだった。無線機から溢れた声を聞いて驚いた。

「やってやったよ!どうだ!コレが...師匠と私の研究成果だッ!」

「この声って...」

「ヒューマだぁ〜‼︎何で〜⁉︎」そうヒューマが、何故か赤色の四足型の機体の上に魔導砲のようなものを取り付けただけの機体でやってきたのだ。

「どうも〜二人とも。元気してた?」数時間前に「生きて帰ってきてね!」とか言ってたのに本人が出てきた挙句、全員の中でトップの火力を見せたヒューマが言う。

「あーうん。それでさ...その武器と機体は?」誰もが聞きたいことだった。

「コレ?鋼鉄丸二式を完成させた時にね、余ったパーツと街の人に頼んで貰ったパーツで組み上げた紅蓮丸だよ?動力源はプラズマエンジン二機。武装のチャージ用に魔導核を一機乗せてるの。三十分もあればさっきの威力がもう一発撃てるよ?十五分あればあの足、半分えぐれるよ?いけるよ?」とんでもなく恐ろしい武器を乗せてきたなーというのがソハンの感想だった。


  話をしているうちに、ヒューマの攻撃でよろめいたフューリーを前衛が近接用の武器で叩きまくっていた。しかし...効果はあまり見られない。多少の破片が時折、溢れるくらいだった。

「ヒューマ、さっきの攻撃今できる?」

「70%チャージ済み。撃てるよ?」

「フューリーの胸部装甲を狙う。魔導砲は100%チャージ済みだから全力で撃てる。その後にあの攻撃をお願い。」

「了解!」その攻撃の前に...

「リアン!新武装を使う!奴の足場を崩せ!出来れば、アームも吹き飛ばせ!」リアン考案の恐ろしい武装。それは...

「わかった!...狙って...行けっ!」自分の席の前にある装置で狙う部分を定め、発射スイッチをポチッと押す。機体のコンテナがあった部分(コンテナは邪魔になりそうだったので街に置いてきた)に装着したミサイルポッドのようなものが開き、赤く発光する円柱状のものに細い円柱がくっついたものが八発放たれた。放たれたそれは、くるくると回転しながら大型兵器に向かっていく。大型兵器の周りにいた前衛の人たちには下がって貰っている。そして、目標に細い方を下にして全てが勢いよく突き刺さった。一秒後、太い部分が細い方へとスライドし...大爆発を起こした。ヒューリーのアームは三本吹き飛びバランスを崩した。

「ヒューマ!行くぞ!」

「了解‼︎」狙いを定め100%チャージの魔導砲を胸部装甲を撃つ。やはり少しの破片をこぼした程度。しかし...ヒューマの武装ならば...

 キィィィィンと音を立てて魔導砲の当たったところへと一直線。そして、胸部装甲を撃ち抜き魔導核すらも破壊した。主核を失った機体は、崩れ落ちた。

「「「や、やっっっっっっっっったー‼︎」」」

 


  大型兵器討伐計画。成功。

 死亡者数、509人(ライツを含む)

 大破機体数、10機

 損壊機体数、30機



  ヘイブンの街は歓喜に包まれた。前衛よりも圧倒的に活躍したソハン、リアン、ヒューマは街から直接賞賛された。報酬も全員が破格の金や装備を貰った。

  すぐに街を出てどこかへと行くもの。街に永住することにしたもの。ソハンたちは、次に行く場所を探していた。大陸渡りをするつもりだったが、ヘイブンの街にそばに大きな国が存在することがヒューマの話で分かったのだ。ちなみにヒューマは、紅蓮丸でついてくる気らしい。賑やかな旅になりそうだとソハンは思っていた。

続きのストーリーで悩んでるので、少々投稿が遅くなるかもしれません。

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