ヘイブンの街
ここ最近連続で投稿してるので、ちょっと休みます。
ソハン達は、ライツにほど近い街へと向かっていた。旅に最初に行こうとした街があんなことになってしまうとは誰も考え付かないだろう。
「ねぇ...あの機体は何だったの?誰かが乗ってたの?」
「さぁ...それはわからない。でも、何でライツの街を?」
それを知るものはいない。
「今から行く街何だっけ?」
「ヘイブンっていって、それなりに大きい街。外壁もあって何かあってもあそこなら大丈夫な筈。」
ヘイブンという街は、ライツから一日で着く距離だ。何かあったら報告するのがベストだし、ライツがやられたなら次はヘイブンにやってくる可能性もある。ヘイブンの人に機体のログを見せればどういう状況なのかを説明することだってできる。
ヘイブンの外壁についた。門の所にいる衛兵に声をかける。
「こんにちは!すみません。ちょっといいですか?」
「ん?なんだ?開門はあと一ヶ月後からだぞ?」
「いえ。隣のライツが壊滅して、その件で話が...」
「ハッ!ライツが壊滅した?何で壊滅する!意味がわからんわ!」
信じてくれなさそうなので...
「じゃあこの機体のログを見てくれ!そうすれば、本当のことだとわかってもらえるから」
「...確認する。そんなことないと思うがな!」
数分後...同じ人ともう一人が一緒に出てきた。同じ人は、青ざめていた。
「すみません。先程は、このものが失礼を...詳しく聴きたいと思います。」
信じてくれたらしい。
「開門日には、早過ぎますが、特例ということで許可がでました。私たちの街へようこそ。歓迎します。」
中に入ると、あちらこちらに戦闘用の機体が並べられていた。今日が特別ではなく、普段からこうらしい。自分たちの機体は、奥の方にある倉庫のような所に通された。整備を全てやってくれるそうだ。有難い。
「ソハンさん、リアンさん。ライツの街の状況はログで大方確認しています。それから、ここから馬で約二週間の距離に動力反応を感知したそうです。その動力源がよほど強いものなのか、生命反応は感知不可とのことで...」
そう説明してくれるのは、この街の偉い方らしい。名前は、ニズさん。ちなみに信用してくれなかった衛兵は、トマスというらしい。
「あと二件ほどお知らせが...一つは、とても運が良かったということです。この街では、ちょうど今、旧型から新型まで様々な機体の修復を行なっていまして戦力は十分なのです。二件目は、あなた方がライツの街で放った魔導砲...あのおかげで、どうやら生存者が多数いたそうで、今先程、先程の門と違う門から小型の機体でこちらに来られました。そして、あなた方に会いたいと...」
これには、二人とも驚いた。まさか、生存者がいたとは、全く考えていなかったからだ。




