表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旧・鋼の国    作者: Rafu/
プロローグ
2/37

出発前夜

少し短めですが、まだまだ続きます!

  リアンが目覚めてから色々とする事があった。服を新しく安物で買ったり、街を案内したり...そして、あの時期がやってこようとしていた。


  この国では、年に一回だけ国の入り口にある大門が全て開くのだ。その時に一斉に違う国に引っ越す人や旅に出る人が出て行くのだ。ちなみに一回出ると五十年はここに入れなくなる。移動用の機械が完成したので今年中に荷物をまとめて出ていこうと思っている。ただそうなると、リアンをどうするのかが、問題になる。近所にいる人たちも、揃って出て行くのだから。近所に引き取ってもらうのは確実に無理だ。...やはり一緒に行くしか無いのか。


  その日の夜、リアンに聞いてみた。

「この国を出るつもりだけど、付いて来る?」

「外に行くの?外見てみたい!」

 リアンは、街を見せていた時も興味深々で気が付けばかなり遠くまで来てしまっていた。

「一回出れば、少しの間帰ってこれないよ?」

「行く‼︎‼︎」

 開門まで後、一週間。機体に大きめのコンテナを取り付けることになった。食料や服の変え、機体の予備パーツなどを多めに入れておく為のコンテナだ。操縦席には、万が一の時の為に魔導砲と呼ばれるエネルギーを発射する装置も付いている。これはレバー一つで機体の外に飛び出し、敵を瞬殺できるようにしてある。他にも色々くっつけたが、主なものは、こんな感じだ。機体は走りやすいよう旧式すぎるが、無限軌道を採用した。


  後は、門が開くのを待つのみ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ