表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『ハンドメイド』  作者: ノラ*ノア
4/6

【忘れられない?】

続きです…



その言葉で私の脳内に電流が走る。

絶対にありえない。あってはならない事が紫が私に伝えて来た。もう、戻れない、はずなのに…


「実は…旦那さんの記憶が消えないのですわ…」


「…ぇ…?」


この世界で人は、死んだとしても蘇る。ネクロマンサー達が存在するのだから。そんな事子供でも知っている。

けれど死んだ理由が他殺だった場合、自分を殺した犯人との記憶は全て消える…はずだった……


「私のこと覚えているって事?!」


「ええ…全て覚えていたわ…」


「…それで…?」


「…はい…?」


「それで何が変わるの…?……あの人の記憶に私は残っていてそれで何かが変わるの…?」


「…ッフフ…あはは…!そう来るとは予想外だったわ…!ね?翠?!」


まさかの反応に笑いがこみ上げてきながら翠に問いかける紫。


「…何でそうおっしゃるのですか…?」


少し疑問に思いながら首を傾げ尋ねる翠。


「…だってそうでしょう…!私のことを彼が覚えている。。。それだけを伝えに来たのなら私はこれで失礼します!」


そう言い私はガタッっと立ち上がり扉に向かう。


「…違いますわ、それだけではないの…実はあの人の記憶があるせいか、昔のあなたみたいな行動をし続けているの…」


「…」


昔の自分と聞いてスッと席に戻り話を聞く。


「…昔の…私…?」


「ええ…あの私の事が憎くてしょうがなかった頃のあなたよ…」


苦笑いしながら紫が言う。


「あの人が私と同じ事を……」


「ええ…だけど、何だかおかしいの…夜に部屋から抜け出して次の日のお昼頃傷だらけで家に戻ってくるの…もう二週間くらいずっとね…」


「え…?大丈夫なの…?!」


「大丈夫なわけないじゃない!!だからこうしてあなたに何か心当たりがないか聞きにきたのよ!!」


私の質問に少しムカッとして強く訴えてくる紫。


「…そう、それは何だか、その、ごめんなさい……えっと心当たりならあるわよ…?2ヶ所ほど……」


少し紫から目をそらし謝りながら答える。


「…はぁぁ?!?!」


紫が驚き口を開けたまま少し固まる。


「まず一つ目は……」


ページ


「猫よ…」


……………………しーん………………


「はぁぁああああ?!??!」


紫は予想外すぎたのか、また大きく口を開けたまま固まり、翠は紫の後ろで頭を壁に打ち付け、はぁ〜っと長い、とてつもなく長いため息をついている。


「なっ、何よ!!心当たりがあるの…!!文句はうけつけてません…!!!」


「あなたねええええ!!私達があれだけ情報を集めて回っていたのに…!!猫って何よ!!猫って!!」


大声で言う紫、その後ろでまだ息を切らさずにため息をし続ける翠。


「え、えっとね…猫、可愛いでしょ?

それでね…私、夜中に路地裏の猫に餌やりして…それで懐いてくれない猫がたまにとっても引っ掻いてくるのよ……」


その言葉に2人は呆然とする。


「はぁあ〜〜…」


私の発言に呆れたのか紫と翠が再度ため息をする。


「それでもね!猫って物凄く可愛いのよ!?」


「あぁ〜はいはい、わかったから、猫はもういいわ猫は…それでぇ?もう一つは〜…?」


めちゃめちゃやる気がなく机にベタァ〜っとリアクションに疲れながら訪ねてくる紫。


「ぇ、えっと…もう一つは…」



「え…?」


◇♦︎◇♦︎◇♦︎◇♦︎◇♦︎◇♦︎◇♦︎◇


私はこの次に何を言っていたのか…

もう覚えていない。

ところでここはどこなのだろう…真っ黒の部屋、いいや…目隠し、かな…?最後に人に会ったのはいつだったか…もう何も覚えてないな…

でも彼の声がよく聞こえてくる…何かに話しかけているようだ……これじゃあ何にもわからない…最後に覚えていることは何だろう…


確か刑務所からは出れて、彼が待っていた…


◇♦︎◇♦︎◇♦︎◇♦︎◇♦︎◇♦︎◇♦︎◇


「おかえり。」


笑顔でぎゅっと抱きしめてくれた彼の温もりが嬉しくてジワジワと涙が出てくる。


「ただいm…」


ただいま、そう言いかけたその瞬間、彼が言った。


「代わりを作ろう?」


なんの事か全くわからなくて、どう言う意味か尋ねようとした。その瞬間私の体に激痛が走る。


「…?!」


激痛が感じた体の場所を見る。そこには彼が長い針のような物で私の背中を指していた。


そして彼の顔を見ようと振り返る、すると同時に何かを彼が振り下ろす。何が何だかわからず振り下ろされた物を見る。それは、もう二度と見たくもない存在して欲しくもない。私が彼を殺した時のハンターナイフが彼を殺した箇所と同じ場所に今、刺さっている。


「ゴホッ…ガハッ…」


私はあの時の、彼のように口から血を流し咳をする。朦朧とする意識の中彼の顔が見えた。彼の表情それは…笑顔だった。今まで見たことがないようなまんべんな笑顔で私の事を見ていた。


その瞬間私の意識は闇に吸い込まれる。


◇♦︎◇♦︎◇♦︎◇♦︎◇♦︎◇♦︎◇♦︎◇


それで気がついたらこのザマよ…体の感覚は全くない…

周りは真っ暗、目隠しのせいか。何かをブクブクとした音が聞こえてくる。


カチッ…



「…?」


何かか開く音、少しの浮遊感また何かが聞こえてくる。


「だ……一…い…ね」


とても優しく何か言ってくれている。そう思っていた…だが、その声の持ち主に何か違和感を感じる…


それからどれくらいの時がすぎたのかはわからない。けれどだんだん目が見えるようになってきた。

目を開けて初めて気付いたのはガラス越しに移った自分の顔、水の中に浸っている状態の自分。

やっと理解できた、自分の体の感覚がない理由を。

だって、体がないのに感覚があるわけないじゃない…ね…?


まず一言…申し訳ございませんでしたあああああああ!!!

なぜかログインできずpixivに上げ続けてこっちを放置してしまいました…

相変わらずおかしな文章、誤字などがあるかもしれませんが。面白がっていただければ幸いです…!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ