ありふれた閑話
瑠璃「これは飛ばしてもおk~♪」
アンナ「内容がちょっと鬱入ってるしなぁ…;」
瑠璃「後かなり内容がいt―
アンナ「さあ皆!次のページへいってみよーっ!?;」
君達は、『物語のめでたしめでたしのその後』を考えた事があるかな…
例えば『シンデレラ』。
彼女は世に『シンデレラストーリ』なる言葉を作り出すほど有名なお姫さまだけど。
よく、考えてほしい。
灰被りなんて呼ばれてた『美人なだけの一般人』が『王族』と釣り合うはずがない。
しかも原作のシンデレラは継母を“殺している”。
そんな殺人者が自分は王子と結ばれて幸せに暮らしました、わーい。
何て出来たらシンデレラはサイコパスだ。
そうでなくとも『元・貴族』や『実は貴族』でなくては大臣からの反対も物凄いだろう。
最悪暗殺される。
だからさ…
物語は『ハッピーエンドのまま終わらせたい』から…
だから誰も続きを書かないのさ…
“自分達”もそう…
“ハッピーエンド”を迎えた“物語”のその後…それは―
―あぁ…
ここは“あの”無機質な部屋だ…。
目を覚ますと“自分”は無機質な部屋で、培養液に浸されていた。
でも…驚きはしない…
何時もの事…そう、これは“日常”だから…。
延命“させられている”だけの“自分”には何もない…
だから“自分”に都合の良い“夢”を“創った”…
でも…“夢”でも全てを失って…
だけど“夢”ではたった1つ…大切な者を手に入れた…
“それ”は何時も“自分”を楽しませている…
今は同性になってしまった“彼女”はそれでも“自分”を愛してくれている…
それはとても良い…“幸せな夢”だ…
“自分”に都合の良い“夢”…
“自分”は“皆”が好き“だった”…
だけど…全てを“失った”…
誰も悪い訳じゃなく…
誰も予想をしていなくて…
それでも“守れなかった”事が悔しくて…
“自分”は“夢”を造り出した―
―ん…
目を覚ますと、側に“彼女”が居なかった…
最初、焦りと不安に包まれるが、直ぐに思い出す。
そうだ…今は…寮に居る“設定”だった…
でも今の“設定”なら部屋は隣だから“自分”は“彼女”に会いに行く…
これが“夢”じゃないと確認する為に…
こっちが“現実”だと思い出す為に―
閑話『るりるり☆ないとふぃ~ば~』
瑠璃「ん~ふ~ふ~ふ~ふ~♪」
秋穂「あ、師匠~♪
また何かするんですか?」
瑠璃「おんやぁ~おーたんな~いすたいみ~ん♪」
※瑠璃視点です
おんやぁ~…今回はあたし視点~?
作者も惡よの~♪(ニヤニヤ)
さて~あたしはいま~アンにゃことゆぅちんに~『YO☆BA☆I』を仕掛けよ~としてまぁ~す♪
って~おーたんに言ったら~
『ならわたしは義姉ちゃんに『YO☆BA☆I』しますね~♪』
って良い笑顔でサムズアップしてみかみの部屋に行った~♪
じゅんちょ~にユリの花が育っててなによりなり~♪
さ~て~♪
ゆぅちんはどんな顔すっかな~♪
「やっほ~☆あ~そびにき~たぜ~♪」
「…んぅ~…。zzZ」
「お~…よ~く寝てる~…。」
よっぽど疲れたんだにゃ~…
「うぅ…る…り…zzZ」
「あら~///」
あたしったらゆぅちんの夢の中にも出てんのか~
さすがあたし~っ♪
さてさて…では…しつれいしま~す♪
「る……くな…
…およよ~?
隣に入ったは良いけど~…
ゆぅちん…泣いてるんかぁ~…?
…。
(一体…あたしでどんな夢を見てるのさ…。)
…。
だめだぁ~!こんなときこそイタズラするじぇ~!
「どぅもこんばんわ。かのじょさんがあそびにきたよ?」(ウィスパーなロリ声)
「ぅぅ…?」
「だからぁ…なかないでょ…おにぃちゃん…」(ウィスパーなロリボイス)
「ぅ…ぁ…
「ね~ぇ?わらって…?」(ウィスパーなロリヴォイス)
「んぅ…るぅ…りぃ…?
「…おんやぁ~?おきたぁ~?」(ロリ声)
「…?
あ…あぁ…とりあえず…その耳障りなキンキン声を止めてくれ。
何故か目覚まし級の凶悪さだった。」
「…ロリ声の良さが分からないとは~…。
ゆぅちん人生の半分損してるぜ~?」
「俺 は ロ リ コ ン じ ゃ ね ぇ 。」
「またまたぁ~!
実質ちゅ~がくせ~のあたしを~彼女にしておいてさぁ~♪」
「うっ…;でも中身は年増だろが…
「ん~ふ~ふ~♪
女の子に年増は~しつれ~だにゃ~?♪」
「…ニヤニヤしながら言う台詞じゃないだろそれ…。
はぁ…まぁ良いや…。
何かやな夢を見てた気がするし。」
「ゆぅちん泣いてたもんな~?」
「…へ?オレが…??」
「お~。なんか~あたしの名前呼んでたぜ~?」
「…何なんだろうな…?
まぁ…良いや…寝よう、瑠璃。」
「え~…?まだ寝るのは早くね~?」
「は?明日は始業式だぞ?オレ達3年が出ないでどうすんだよ。」
『しかし、瑠璃は何故か恥ずかしそうに体をくねらせ始める…一体何なんだよ…?;』
今のゆぅちんのものろーぐはそんなとこかにゃ~?♪
「…オイ、今勝手にオレの心を読んだな?」
「ん~ふ~ふ~♪
それより~…あのさぁ~…こ~ゆ~の…あたしから…言わせちゃう~…?」
「な…何をだよ…?;」
「ごにょにょ…しよ…///」
「は?;」
「ぇっち…しょ…?///」
「いいから寝ろや。#」
「あぅ~;」
頭叩かれた~…
でも~ベッドからは追い出さないんだにゃ~♪
ゆぅちんのそ~ゆ~とこ、あたしは好きだぜ~?
閑話『るりるり☆ないとふぃ~ば~』
終わり