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十分足らずの知恵比べ

作者: 四ツ字 鳴紗

蕎麦が好きという星があれば、嫌いと言う月がある。

有言実行の天体観測を取り戻す旅に出ようじゃないか。

それは暗くて怖くて、恐ろしくもあるだろう。

だが、恐怖の感情を喜びに変えることで救われる太陽があるのと同じだ。

皆と同じでなくてもいい。

むしろ同じではいけない。

何か一つ、機械人間の魂の内に、人とは違う何かを見出せば旅は終わる。

終わらせたくない場合は、その時は風に身を任せてみるのも術だろう。

良くも悪くも竹とんぼたちは、動力が無きゃ飛びはしない。

もっと言うと回る力。

自ら回ろうとする力ではない。

他者から回されようとする力を持つべきなのだ。

遠くに飛びたければ何かをされるよう仕向けるのが手っ取り早い方法だと隣人の月は言っていた。




高く、遠くに。

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