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魔導機人アルミュナーレ  作者: 凜乃 初
ベルジオ王国交渉編
120/144

7

 ドンッと森の中に爆発音が響き、鳥たちが一斉に飛び立つ。


「どこにいやがる!」

「こそこそ隠れやがって!」

「こんなもん効くわけねぇだろ!」


 黒煙が上がる爆心地には、七機のアブノミューレたち。爆発によるダメージは見られないが、見えないところから来る攻撃に苛立っている様子だ。

 しかし、完全に敵はこちらの攻撃を無視できていない。言葉では効かないと言っていても、実際には少しずつ効果が出ているのだろう。

 実際、敵機も関節に装甲を足すなどしてブロンゾの対策をしてきているようだが、こぶしサイズのブロンゾを完全に防ぐ装甲を付けるとすれば、それは動きに支障が出る。

 だから敵側はベルジオの部隊を完全に無視はできない。

 俺は、敵機が苛立ち混じりに剣を振るう様子を、少し離れた位置からペスピラージュのモニターで確認していた。

 ペスピラージュには迷彩ネットを被せ、森の中に紛れ込ませている。

 ネットの大きさがあまり大きなものではなく、頭部から胸部までを覆うのがやっとだったが、それでも木々の中に隠れるなら十分である。うっそうとした大森林では、かなり近づかなければ気づかれることもないだろう。

 そして、再び爆発。

 作戦の開始からすでに二時間。敵は順調にこちらの思惑に乗りつつある。

 当初、森に侵攻してきた敵機はアブノミューレが十二機だった。しかし、多方向からの同時攻撃により少しずつ部隊を分けさせ、七機まで減らしたのだ。

 モニターで別の位置を映せば、そこでも爆発が起こり順調に敵を引き離している。


「ルイネル様、そろそろ移動しましょう」

「そうだな。予定地点へ先回りするぞ! 敵に気付かれないよう気を付けろよ!」

『了解!』


 待機中の各部隊が移動を開始し、ルイネル様もそれに続いて森の中へと消えていく。

 それを見送り、俺はアンジュを呼びよせた。


「アンジュ」

「どうしたの?」

「前情報と今の展開状態に齟齬がある。少し調べてもらいたい」

「おっけー、おっけー。何を調べればいいの?」

「アルミュナーレの位置だ。どこかに敵の部隊長格がいるはずなんだ。これだけ部隊を前に出してきて、アルミュナーレだけ待機ってのはどう考えてもおかしい」


 ベルジオの事前情報では、アルミュナーレ一機とアブノミューレ十二機の部隊だったはずだ。ここに十二機のアブノミューレが来ているのならば、普通アルミュナーレもここにいるはずなのだ。にもかかわらず、先ほどからその姿が見られない。

 まさか、故障で修理中なんてことがあるわけないし、であれば何かしら別行動をする理由があるはずだ。


「増援が来ている可能性がある」

「なるほどねぇ、こっちは陽動ってこと?」

「可能性はあるかもな。となれば、危ないのは街道と補給部隊だ」


 補給を絶つのは戦略の基本だからな。ベルジオの部隊を叩くのであれば、補給部隊を叩きに来る可能性がある。そして、敵が侵略を急いでいるのであれば、ベルジオ部隊を迂回して町を直接狙う可能性もゼロではない。


「こっちに対抗できる手段が少ないせいで、敵を自由にさせ過ぎてる」


 これがフェイタルであれば、各方面にアルミュナーレやらアブノミューレやらを配置できるのだが、それらを一機も有していないベルジオでは敵の侵攻を指をくわえて見ていることしかできない。

 最初の三機の時点で鹵獲しておけば良かったかと今更ながらに後悔しつつ、俺は機体を中腰のまま移動させる。


「アンジュは俺たちが使ってた街道を一通り見た後、最初の作戦場所に向かってくれ。もし敵がいた場合、信号弾で合図を。俺が注意を向けておく」


 操縦席の足元に置かれている鞄の中から、緊急用の信号弾が入った銃を手渡す。

 基本的には斥侯が使う道具だが、合図を送るには一番分かりやすいからな。


「了解。アルミュナーレの探索と、増援の確認ね。補給部隊と交戦してたらどうする?」

「手は出さないでいい。信号弾だけ送ってすぐにこっちと合流だ」


 ベルジオの部隊には悪いが、俺としてはアンジュが優先だ。それに、今日で決着をつけるつもりなので、そこまで補給は重要ではない。

 実際、今移動中の補給部隊もほとんど武装の補充を持ってきているだけで、食糧系は最低限だしな。

 それだけみんな覚悟を決めてこの作戦に臨んでいるということだ。こちらも気合を入れなければ。


「分かった。じゃあまた後でね」

「気を付けろよ」

「エルド君もね」


 アンジュが操縦席から飛び降り、一瞬で森の中へと消えていく。

 それをモニター越しに見送りつつ、俺も作戦決行地点へと合流を急いだ。


 到着したのは、作戦の予定地。何とか、敵に気付かれることなくたどり着けたと思う。

 立地は地図で確認したように、森の切れ目にいきなり崖がある場所だ。俺はそのがけ下の木々に隠れて待機している。

 誘導している部隊も大分近づいてきているのか、爆発音はかなり近い。

 モニターで近くの木々を少し確認してみると、ベルジオの他の部隊が既に展開を終え、いつでも動き出せる状態になっていた。

 ルイネル様の姿は確認できなかったが、おそらく近くにいるのだろう。

 そして、時折北側の空を確認する。

 アンジュと別れてすでに二十分。アンジュの速度ならばそろそろ見つけてもおかしくはない。

 ちょうど、発見とこちらの作戦開始が重なると面倒だが、その場合はベルジオには悪いが鹵獲などは考えず、全力で殲滅させてもらおう。敵の本体がアンジュ側にあるとすれば、ここの連中には用無しだからな。

 と、機体の足元に兵士の一人が駆け寄って来た。


「エルド殿、間もなく来ると合図がありました」

「分かりました。こちらも準備は出来ています。いつでもどうぞ」

「お願いします」


 兵士が駆けていき、再び爆発音のみが森に響く。

 そして――


「なんだ!?」


 崖から足を踏み外した一機が、滑り落ちてきた。だがまだ動かない。


「どうした!?」

「崖だ。クソッ、足をやられた」


 滑り落ちた際に、その機体は足が拉げていた。あの状態なら、もう歩くことは出来ないだろう。


「動けるか?」

「無理だ。破棄するしかない」

「分かった。俺たちが降りる。他は警戒を」


 相手は仲間の機体が事故によって壊れたことで気づいていない。先ほどまでひっきりなしにしていた爆発音が消えていることに。

 そして、残りの機体のうち二機ががけ下へと降りて来る。他の四機は上で待機しているようだ。ここでもいい感じに分断できたな。

 さて、ここからは俺の仕事だ。まずは、動きの自由な上の連中を潰す。

 鹵獲はがけ下の無傷な二機で十分だろう。


「行くぞ。ペスピラージュ」


 出力ペダルを踏み込み、一気にジェネレーターを臨界まで回す。

 とたんに響いた巨大なジェネレーター音に、敵機が慌てて反応するが、もう遅い。

 迷彩ネットをはぎ取りながら、片翼を展開し崖上の四機をロックオンする。

 さらに、ペルフィリーズィを背中から取り出し、脚部が壊れている一機に狙いを定めた。


「ファイア!」


 四本の刃と一発の弾丸が敵機へと襲い掛かり、虚を突かれた敵機を的確に破壊する。

 即座に、ペルフィリーズィを背後へと戻しつつ、グロンディアレペシュをワイヤーで回収。

 がけ下の二機に距離を詰めながら、戻って来たグロンディアレペシュを一本掴み、ワイヤーから取り外し構える。


「クソッ、フェイタルの機体か!」

「誘い込まれたのか!」

「今更気づいても、もう遅い!」


 一機の懐へと飛び込み、胸部を押し込んで崖へと叩き付ける。


「貴様!」


 叩き付けている間に、もう一機が斬りかかってくる。それを剣で受け止め、力任せに押し返す。こう言うことが出来るのは、アルミュナーレとアブノミューレの根本的なスペックの差のおかげだな。


「さて」


 最後の一機をどう鹵獲するか。

 基本的に敵機を叩くには操縦席を貫くのが鉄則なのだが、それだと鹵獲の意味が無くなっちゃうからな。

 操縦者だけを殺すためには、衝撃を内側に通すのが一番なんだけど、そんな拳法アルミュナーレじゃ再現できないし。

 となれば、直接引きずり出すか。

 敵機が左腕を掲げ、至近距離から大砲を放つ。だが、銃口が向いた時点で俺は動き出しており、その弾は崖へとめり込むだけだ。

 その隙に、背後へと回り込み、操縦席のハッチを握りつぶす。


「う、うわぁぁあああ!」

「ちょっとごめんよぉ」


 潰したハッチを引きはがしつつ、機体を地面へと引き倒す。


「さて、そのまま出てくるか、蒸し焼きになるか、どっちがいい?」


 操縦席から降りつつ、俺は魔法を待機させながらこじ開けたハッチに向けて問いかける。

 だが、返答は聞こえてこない。


「ふむ、掃除は大変だろうけど、使えればいいよな?」


 そんな考えで、操縦席内に威力弱めのファイアボールを打ち込もうとすると、ベルジオの兵士が慌てて森から駆け出してきた。

 その中にルイネル様の姿も見える。


「まて! 待ってくれ! 私たちが制圧するから、魔法は撃つな!」

「あ、そうですか。じゃあお願いしますね」


 それならベルジオ兵に任せてしまおう。とりあえず機体は抑え込んだままにして、操縦しても動けないようにはしておこう。

 操縦席に戻りつつモニターを確認すると、操縦席内に乗り込んでいった兵士たちが中から操縦者を引きずり出す。そして、そのまま地面へと投げ捨てた。

 操縦者は打ちどころが悪かったのか、そのまま動かなくなる。まあ、倒した状態でも、操縦席からだと二メートル以上はあるからな。頭から落ちればそうなるか。


「どうだ、動かせそうか?」

「一通りマニュアルは学んでいます。動かしてみますので、ルイネル様はお下がりください」

「分かった」

「動かすんですか?」


 会話を聞いて、俺は動かせるのだろうかと首を捻る。

 マニュアル持ってても、地味に難しいぞ? だからわざわざ元操縦者や候補生を招集してるんだし。


「動かせなければそれまでだ。運べるまで練習してもらうさ」

「そうですか」


 まあ、ここじゃバラして持って帰るってわけにもいかないからな。

 俺は機体を立ち上がらせ、少し離れる。

 他の兵士たちも退避したのを確認したのか、操縦役が声を掛けてから機体を操作し始めた。

 最初は手や足がバタついていただけだが、次第に理解し始めたのかまともな動きになっていく。

 そして、ゆっくりと上体が起き始めた。

 そんな時、突如として北の空に赤と青の光が撃ちあがった。


「何があった!?」


 ルイネル様が即座に兵士たちに問いかけるが、他の兵士も首を傾げる。


「アンジュに偵察を頼んでいたんです。敵機の本体が向こうにいる」

「なんだと!? ではこいつらは」

「陽動かはたまた二正面作戦か。とりあえず向こうにアルミュナーレがいるようなので、俺は行きます」

「頼む! 光の位置からすると、町からそこまで離れていない!」

「分かりました。では――」


 俺はペダルを踏み込み、光の登る場所へと目がけて機体を走らせた。


         ◇


 エルドから指示を受けたアンジュは、素早く森の中を駆け抜け、街道へと出てきた。


「えっと、町が向こうで、私たちが来たのがあっちだよね。気配的には……あっちかなぁ」


 風のざわめき、鳥の声、虫の声、木の音、地面を伝わる小さな振動。

 そんな普段ならばあっさりと流されてしまいそうな小さな気配をかき集め、アンジュは人の気配を探る。

 そして、町から遠ざかる方へと足を進めた。

 すると次第に、気配が大きくなってくるのを感じる。


「近いかも」


 このまま街道を進むのは危険と判断し、アンジュは森の中へと入る。

 木々の間をフレアブースターを駆使して縦横無尽に飛びぬけていくと、争うような声が聞こえ始める。そして、木々の間からアブノミューレの姿を確認した。

 即座にフレアブースターをカットし、太めの枝へと飛び乗る。


「奴らに奪わせるなよ! 我々の生命線だ!」

「奪われるぐらいなら焼け! 渡せないことよりも奪われないことを優先しろ!」

「無駄だ! 大人しくしておけば、もしかしたら助かるかもしれねぇぞ!」

「歩兵部隊は囲め。応援を呼ばせるなよ」


 そこで戦っていたのは、物資の輸送部隊と帝国の部隊だった。

 帝国側はアブノミューレで輸送部隊の前を塞ぎ、歩兵部隊で周囲を囲っている。

 森の中にも、数機のアブノミューレが隠れており、いつでも奇襲をかけられる形であることに気付く。


「見つけた」


 ベルジオ側は、ゲリラの輸送部隊ではなく、町から国境部隊へと食料品や武装を運ぶ部隊のようだ。奪われるぐらいならと馬車を焼こうとしたようだが、帝国の兵士たちに妨害されている。

 出来ることならば、即座にエルドに知らせ援軍として奇襲をかけるべきだろう。


「だけど――」


 アルミュナーレの姿が見えない。

 アンジュの優先任務は敵アルミュナーレの捜索であり、それを優先するためにベルジオの部隊を見捨てることもエルドから許可されている。

 だからこそ、ここで動くか躊躇したのだが、アンジュに幸運が訪れる。


「何をしているのですか。町はまだ先のはずですよ」

「クロア様!」


 そこに現れた機体。それは、多少歪な形をしているが間違いなくアルミュナーレだ。


「やった! やっぱり日頃の行いがいいと、いいことあるよね」


 喜びつつ信号弾の準備をしている間に、兵士たちがクロアへと現状を説明する。


「進行中にこの部隊を見つけまして、物資の簒奪をと思いまして。国境への食糧と武装の輸送中のようです」

「ほう、それはそれはぁ。なかなかいいものを見つけましたねぇ!」


 耳に響く高い声を上げながら、クロアの機体がおもむろに腕を掲げると、輸送部隊の馬車めがけて勢いよく振り降ろされた。

 ズガンッと一撃で馬車がぺしゃんこになり、引いていた馬もそれに巻き込まれて殺される。


「クククッ、生を噛みしめていますかぁ! それはとても幸せなことなのですよぉ! 私は生を感じたい! だからそのためにぃ! あなた方には死んでもらいましょう!」


 再び腕が振り上げられ、今度は兵士たちの頭上へと狙いが定められる。

 周囲を兵士たちに囲まれているせいで、ベルジオの兵士たちは逃げられない。

 マズいと思ったアンジュは、とっさに信号弾の一発をアルミュナーレに向けて放つ。

 同時に枝を蹴って彼らの中へと飛び込んだ。


「私の生を邪魔するの者は何者ですか!?」

「ふふーん、フェイタル王国、エルド君のサポートメイドといえばこの私! アンジュよ!」

「フェイタル――なるほど! 例のアルミュナーレ隊の隊員ですねぇ! ならばここで叩くまでです!」

「させないよ! スパイラルファイアランス、クアドラプル・インストレーション。オープン!」


 回転により殺傷能力を増した炎の槍が、周りを囲っていた兵士たちの一角を吹き飛ばす。

 瞬間、ベルジオの兵士たちも即座にその出来た穴に突撃し、強引に突破を図る。


「させませんよぉ!」

「するの!」


 ベルジオ兵たちに目標を定め、腕が振り下ろされる。

 その直前、アンジュは再びアルミュナーレ目がけて信号弾を放つ。


「鬱陶しいですねぇ!」

「おまけ!」


 そう言いつつ、今度は上空に二発。それがエルドに伝える本当の合図となる。

 それを悟らせないようにしつつ、敵意を自身へと集中させたアンジュは、突破口をアブノミューレに定めた。


「レイラさんでもできたみたいだしね」


 それはエルドが、裏切ったレイラの情報を集めるために動いていた時に知ったこと。

 レイラは、生身でアブノミューレの相手をし、隙をついてその機体を奪ったという。

 ならば、自分がアブノミューレを突破できない訳がない。


「フレアブースター、オクタプル・セットアップ。スタート!」


 いつもは単発で使っているフレアブースターを、四重に重ねて発動させる。

 ブースターの数は八個へと増え、推進力や方向変化もより早く行えるようになる代物だ。だが出力が増し、動きが早くなった分操作は格段に難しくなる。


「行くよ!」


 アンジュが地面を蹴り、ブースターを噴かせて一気にアブノミューレの足元へと迫る。

 まさか目標にされると思っていなかったアブノミューレは、足元に入り込まれたことに慌てて、その場で足踏みをした。

 そんな無様な姿を横目に、アンジュは後方へと回り込むとその操縦席の場所まで飛び上がる。

 が、視界の端に映ったアルミュナーレの動きを見て、即座にアブノミューレの撃破を諦め森の中へと飛び込む。

 直後、アブノミューレの操縦席が長い腕によって貫かれた。


「ク、クロア様、なにを……」

「チッ、気づかれましたか。あなたもしっかり誘い込んでおきなさい。囮にもならないですねぇ。それでは生を感じられませんよ。いや、今感じているのですかぁ!? ならば良いことです!」


 仲間を殺したことに、罪悪感の欠片もない。

 クロアは高笑いを浮かべながら、アンジュが隠れた森の中へと視線を向ける。


「さて、いつまで逃げられますかねぇ! せいぜい生を感じてください!」

「あれキモ過ぎ……エルド君に倒してもらわなきゃ」


 そんなクロアの様子を、近くの木の影から見ていたアンジュは、顔をしかめつつ逃げた輸送部隊たちの後を追って森の中を進んでいくのだった。


次回予告

八将騎士クロアとぶつかるエルド。敵の奇妙な動きに苦戦を強いられるも、次第にその動きに対応できてくる。そこに援軍として現れたのは、鹵獲した機体を駆る、ベルジオの第二部隊隊長メガンだった。

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