異世界ゆったり冒険記

魔巣の深緑

村の者は近寄らない、あそこは恐ろしいと口を揃えて言う。そこは魔の者の

巣窟だ、オオカミやクマなんて生易しいもんじゃない。人狼、狩り植物、小鬼、オーガ。そんなもの達がいる森

それが魔巣の深緑だ、

そんな森にアルシアは、知らず知らずのうちに入ってしまった。

ここドコ……？深緑の森にいたんだよね

この変な感じなんだろ、イヤな雰囲気がする……引き返そう!!

アルシアが回れ右にて引き返した時

大きな気配が後ろから感じた、

どんどん近ずいて来ると同時に、地響きが起きる、大きな影がアルシアを覆い被さる。

そっとアルシアが振り返ると、

ゆうに4mはあろう、薄茶の豚の亜人が立っていた。