第三十話:「三国戦争」
不具合があったので投稿しなおしました。
「それでは、本題に移ろうか」
俺は今、この国の国王と対話している。
怖い。
やっぱ怖い。
「実は、今から話すことは国家機密なんだ」
え?
そんなこと俺みたいな変態野郎に話していいの?
「他人に話さないと約束できるか?」
「は、はい」
さすがに国王に「約束できません!」なんて言えない。
ほぼ強制だ。
「よし、分かった。お前のことを信じよう」
怖いよー!
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「この世界に、この国を含む3つの国があるのは知ってるな?」
「はい、知ってます。この国、マジール王国と騎士王国のシュウェーツ、そして幻獣族共和国のファントミティアですよね?」
「そうだ。そして、最近この国の仲が悪くなっているんだ」
おい。
おいおい。
マジかよ。
大丈夫か?
「・・・・・・それで今はどうなっているんですか?」
「今は・・・・・・そうだな。いつ三国の間で戦争が始まってもおかしくない状況だ」
え!?
そんなやばいの?
「実際に、ファントミティアが数日前にシュウェーツと我が国にちょっとした砲撃をした」
「それって、結構まずいんじゃないですか?」
「ああ、シュウェーツの軍は今は反撃の準備をしているらしい。戦争が始まるまでそう時間はないだろう」
まじかー。
最近は何だかんだでスローライフを楽しめてて、
入ってくるお金で豪遊しようと思ってたのに!
くそ!
悔しい!
ただ、まだ一つ分からない事がある。
「戦争勃発が近いことはわかりました。ですが、なぜ僕にその話をしたのですか?」
「それは、お前も戦場に立ってもらおうと思ったからだ」
「ん?」
「なんだ、聞き逃したか?ではもう一度言おう。お前も戦場に立ってもらおうと思ったから、この話をお前にしている」
ん?
ん?
ん?
ん!?!?!?!?!?
俺が戦場に立つだと!?
意味が分からない!
「ああ、もちろんお前には最大限の護衛をつける。命の安全は保障しよう」
いや。
そういう問題ではない気がするが・・・・・・
「もし、お前のおかげで戦争に勝つことが出来たら賠償金の半分をくれてやる」
「わかりました。戦場で戦います」
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それでは、ばいばい!




