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プロローグ

 1900年代、脱出王の異名を取ったアメリカの奇術師がいた。彼の名はハリー・フーディーニ。

彼にかかれば脱出できない場所はないとまで言われ、不死身の男などと呼ばれる事もあった。

 そんな彼は当時流行した心霊術に傾倒するのだが、奇術師の知識と洞察力から、すぐにそれがトリックだと気がついてしまい、これを暴く事を熱心に取り組んでいく事となる。

彼が心霊術を求めた本当の理由は、本物の霊媒師に会う事で死んだ母親と交信したかったのだと言われている。しかし、偽物ばかりにしか会えない怒りから暴く道に進んでしまったのだと。

そんな彼の事をこう呼ぶ人たちもいる。

 サイキックハンターと。

そんな彼が自分の死の直前、妻に対して「死後の世界があるなら、必ず連絡をする」と伝えたが、その後何の連絡も来なかったと・・・

 もし、自分の最愛の人が亡くなってしまったとしたら、皆さんはどうするでしょうか?死後の世界なんてないと諦めますか?彼と同じように会話をできる人を探して会話したいと思いますか?

私はきっと探すと思います。そして会話ができたら文句の一つも言ってやりたいなと。

 話が脱線してしまいました。これからお送りする作品は死後の世界でも、奇術師の話でもありません。

彼のように手品師として生きている男性の異世界転移なるお話です。


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