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第1話

 ダメンズが性格良くなるやつを書いてみたくて書いてみました。n番煎じな可能性大ですが、是非最後まで読んでくださると嬉しいです!

「お前は俺より格下のくせに!王子だぞ、お前のことなんかどうだってできるんだ!」


「あーそうですかそうですか。どうぞお好きに」


「なんだと!?」


はぁ。なんか子犬がキャンキャン吠えててうるさいなぁ……。こんな奴と、誰が婚約者になりたいなんて思うんだろ、いや誰も思わないか。


 ―私は悪役令嬢なんだから、尚更。



 私はミリアナ・フローシュリア。筆頭と名高い歴史あるフローシュリア公爵家の娘である。そんな私は現在8歳。なんでも、国王陛下とお父様は学園時代からの友達ということで、私と第2王子との婚約話があったのだが……。


 このキャンキャンうるさい同い年のこいつ、アラン・ヴァーミリオンはとんでもないダメンズなのである。というのも、ここは前世で私がプレイしていた「虹が咲く世界で」の世界なのだ。


 このゲームは、「世の中の様々な女性に楽しんでもらえるゲーム」をコンセプトに作られた乙女ゲームであり、ヒロインが多様なジャンルの攻略対象と恋愛する、というものだ。コンセプト通り、本当にいろんな男性が出てくる。王道キラキラな王子様系や色気満載系、生意気ショタ系やツンデレ、ダメンズもいるし、筋肉が凄い系だったり、メガネ掛けてるインテリ系だったり。登場人物は30くらいいた気がする。共通点は全員イケメンなことぐらいで、見事に一人一人がキャラ立ちしており、とても人気なゲームだった。ヒロインは、その数ある攻略対象から一人を選んで攻略していく訳だが、何人かの攻略対象のルートには「ライバル令嬢」というものが存在する。その中の1人が、『「ダメンズ」第2王子アランルート』における私、ということなのだ。


 アランルートでは、ヒロインは学校に入学し、学生生活を送りながら恋愛を進めていくことになる。アランはダメンズと銘打っていることもあり、性格はクズだわ勉強嫌いだわで私はあまり好きではなかった。根っからのダメンズ好きの方々には「ヒロインと両想いになった後とのギャップ萌えが良い!」と評判だったが。そんなアランには婚約者がいた。彼女の名はミリアナ・フローシュリア。アランのことが好きで(どこが良いのか私には全然分からない)、彼のことを献身的に支えていた。にもかかわらずアランに疎ましがられ、挙句の果てにヒロインのことを好きになる彼を見て闇堕ちしてしまい、ヒロインへのいじめを決行する。ねちねちと、しかも誰にもばれないように陰湿ないじめを繰り返していたミリアナだったが、最後は学園の卒業パーティーで断罪され、公爵家からは廃嫡、規律が厳しい北の修道院に送られて残りの人生を過ごすことになる。


 おい!転生しちまったって!断罪される悪役令嬢に!しかも婚約者がダメンズとか私は嫌だぞおい!ゴホン。


 そして、陛下直々に呼び出されて二人で話すことになったものの、あまりの傍若無人さにムカついて婚約の話を無しにしてほしいとお願いし、今に至る。


 「とにかく、あなたみたいな馬鹿で性格もクズな奴とは、いくら王子でも婚約したくありません。ということで、この話はなしということでお願いします、今日はありがとうございましたさようなら」


 「おい!まだ話は終わってないぞ!」


 まだ何か言ってるけど、まぁいいや。アランとはもう会わんだろうし、あんなひどいこと言ったやつと、アランももう会いたくないだろ。いや、でもさすがに言い過ぎたかな……。


 と、思っていたのだが。


 このときの私はまだ知らなかったんだ。


 1週間後にまた陛下に呼び出される、とか。

読んでくださりありがとうございます!ブクマ、高評価良ければお願いします!

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