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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

なろうアンチの主張はァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ絶対的な大正義ィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィイイイイッッッッ!!!!!!!!

作者: 楽市

 面白い小説って、何でしょうね。

 どうも、はんぺんと申す者でございます。


 今現在、書籍化してーなーと思いながら日々執筆している者でございます。

 しかしながら、毎日執筆しながら、このはんぺんは思うのです。


 面白い小説って、何でしょうね。

 そもそも、面白いっていうのが何だかわかりませんよね。


 それは、掴むにはあまりにも感覚的すぎるのです。

 理屈にできないからこそ、物語というものがこの世の中にあるのでしょうねー。


 そもそも、面白いって何だよ。

 それは一体、誰にとっての『面白い』なんだよ。って思えてなりません。


 それは読者にとっての『面白い』でしょうか。

 それとも作者にとっての『面白い』でしょうか。


 読者といっても、どういった層を対象としているかによっても変わってきますよね。

 それは自分が書いてる小説は誰に向けたものなのか、それが重要ですよね。


 ああ、でも、どんな形であれ変わらないこともあります。

 どんなお話も、作者が『面白い』と思ってもらうために書いたものだということです。


 そこには、作者の様々な想いが詰まっています。

 小説に貴賤はありません。

 文章がつたなくとも、構成に難があろうとも、物語は等しく尊いのです。


 どんなお話にも、そのお話なりの『面白さ』、つまり魅力があるに違いないのです。

 そう考えると、Web小説投稿サイトのランキングは何だというのでしょうか。


 様々なジャンルのお話に読者視点で優劣をつける、このシステムは。

 これによって、様々な『名作』が『隠れた名作』に追いやられている現実があります。


 いえ、ランキングが正常に働いているのならば問題はないのです。

 それがキチンと役割を果たし、真に『面白い』小説がランクインしてるなら。


 しかし、実際はどうでしょうか。

 読者が集中するジャンルは固定化され、ランクインする作品もワンパターン。


 一昔前でいえば、異世界転生、異世界転移。

 つい最近までは、追放ざまぁとか追放系が台頭していました。


 そして今は、なろうといえば異世界恋愛一強状態です。

 ポイントが集中するものといえば、悪役令嬢、婚約破棄、溺愛、逆ハーレム!


 もう、何年もの間、こんな状況が続いているじゃありませんか。

 しかも、ランクインする作品はどれも似たような作品ばかり。


 テンプレ。

 テンプレ。

 テンプレ、テンプレ、テンプレ!


 一つのテンプレが飽きられたら、また新しいテンプレが出てくるだけ。

 そして、粗製濫造されるだけの似たような作品がランキングを占める日々が続く。


 何なんですか、これは。

 一体どういうことなんですか!?


 今や、読者が読んでいるのはランキングに入るような作品だけですよ?

 しかもその作品も、本当に『面白い』作品なんでしょうか?


 似たような題材。

 似たようなキャラクター。


 似たような展開、似たような構成、似たような終わり方。

 創作者ともあろう者が、どうしてそんな安直なお話を書けるんですか?


 全くワケがわかりません。

 本当の『面白い』作品はそんなテンプレで書けるようなものじゃないでしょう?


 読者は、そういった『真の名作』を読みたいとは思わないのでしょうか。

 いや、それを思わないからこそ、安易にランキングの作品に手を伸ばすのでしょう。


 非常に、非常に悲しい現実がそこにはありました。

 どれほど質が高くとも、ランキングに乗れねば意味がないのです。


 重要なのはランキングに乗る技術であり、真に『面白い』話を書く技術ではない。

 一般にウケるお話を書く技術、テンプレやセオリーと呼ばれるもの。

 そうしたものを踏襲し、最新の流行に便乗さえすればいいと思っている。


 そんな考えが、今のなろうにははびこっている。

 実に受け止め難い、ただただ悲しい現実と言わざるを得ないでしょう。


 こうした『商業主義的』とも呼ぶべき在り方。

 果たしてそれは、正しい『創作者』の姿勢と呼べるのでしょうか。


 大事なのは『本当に面白いものを書く技術』と、それを磨くための努力なのでは?

 昨今のなろうのランキング至上主義に対し、そんな風に感じます。


 そして、同時に深刻な危機感を覚えるのです。

 売れるための技術のみが先行し、面白い話を書くための技術が衰退していく。


 こんなにもバカらしいことは他にないじゃないですか!

 だから、作者も読者もそろそろ『なろう』から目を覚ますべきときなんですよ!


 売れる売れないじゃなくて、面白いか面白くないかに視点を移しましょう!

 真の創作とは、そういった『セオリー』に逆らうところから始まるんですよ!


 だから今こそみんなで『なろう』を脱却しましょう!






















































 ――っていうくらいが、いわゆる『なろうアンチ』の主張かね?


 いや、どうなんだろう?

 少しリサーチした上で書いてみたはいいけど、合ってるかな、これ。合ってる?

 おおむね外れてはいないと思うんだけど、どうかなぁ?


 探せばもっと露骨にヘイトブチかましてるツイートとかも見つかりそう。

 けど、まぁいいか。もう上記までで2000文字以上書いてっし。くどいだけだ。


 えー、さて、とりあえず上記になろうアンチっぽいことを書いてみました。

 多分当たらずとも遠からずかなって思うんよね。


 連中の言い分としては、こんな感じなんじゃないかなー。多分。

 要するに『ランキングに入ることが重要で面白さは二の次になってる』って辺り?


 その辺が、そういったことを言う方の主張の核心? かな? 多分?

 いや、自信ないわ~。

 そんな『理論武装によるただのひがみの正当化』とかしたことないからさー。


 まぁ、仮に上記が『なろうアンチの言いたいこと』と仮定して進めますね。

 いやぁ~、あなたの作品が読まれないのは、別にランキングが原因ではないよ?


 じゃあ何が理由かって?

 いやぁ、それを明記できるほど、はんぺんは残虐ファイターじゃないんだ!

 ま、言わずともわかれよ! その認め難い現実をよ!


 マイナー過ぎて埋もれてる『隠れた名作』は確かにあるけどね?

 でもあなたの作品がそれである可能性は限りなく低いと思った方がいいと思うよ?


 そりゃ『隠れた作品』はいくらでもあるだろうさ。

 でも『隠れた名作』は少ないんだよ。『名作』自体が数少ないんだから。


 あなたが自分の作品を『名作』だと思うのはいいんだ。

 きっとみんな思ってる。創作者は誰だって思ってることだよ。それは。

 ただ、周りはそうとも限らないってだけの話だよ。


 まずそこね。

 次に、テンプレが悪いテンプレが悪い言ってる人いるけど、別に悪くないよ?

 だからって、別によくもないよ?


 テンプレはあくまで道具でしかないんだから。

 良し悪しは、それを用いる作者の腕前にこそ存在するんだよ?


 起承転結と一緒だよ。

 序破急と一緒だよ。

 三幕構成と一緒だし、他の創作に使われてる諸技術と一緒だよ。


 要は使い方次第なワケで。

 使うも使わぬも作者の心一つ。そして使うなら作者の腕一つ。

 そういうものであって、そういうものでしかないのだ。


 ランキングに乗るのはどれも似たような作品ばっかり?

 そりゃ、テンプレという道具を有効に使おうとするならそうなるわな。


 でもそれって悪いコトなんかな?

 多数の読者に読んでもらうための努力の一環なんじゃないかな?


 それを嫌う人がどうこう言おうと、そこには試行錯誤があるよ。

 様々な形でテンプレを使おうとして試し続ける人達の努力があるよ。


 そこを無視、っていうか見て見ぬフリするのはナンセンスでしょ。

 ていうか、万人にとっての『面白い』が存在しないように、

 万人にとっての『面白くない』も存在しないと思うワケですよ、はんぺん。


 だからどんなお話も大抵、誰かには『面白い』と感じてもらえるんだよ。

 むしろ誰にとっても『面白くない』話を書けたら、それはもう一つの才能だわな。


 だから重要なのは『より多数に『面白い』と思わせる方法』なワケでして。

 テンプレは、そういった側面から成り立ったものなんじゃないかなと愚行する次第。


 ああ、ちょっと脱線しましたね。失礼。

 はんぺんが言いたいのは『テンプレ一つ使えないヤツに言われても……』ってこと。


 いやぁ、これははんぺんの一人相撲かもしれないけどねー。

 ランキングに乗る技術を『悪』みたいに扱っている方々に一回きいてみたい。


 ランキングに乗る技術について、どの程度知ってんの?

 自分が『悪いもの』として扱っているものについて、どれくらい知識があんの?


 知識もないのに『悪』だと思ってるワケ?

 それってただ単に『自分が負けてる事実』を認めないための方便なのでは?


 っていうのを、一回きいてみたい! 是非!

 仮にそれが負け惜しみじゃないのなら、きっと書けるんでしょうね、面白い作品!


 うわ、読んでみたい! チョー読んでみたい!

 テンプレなしで全てのランキング作品をぶっちぎる、真に最高に面白い作品!


 ああ、そうそう、これもついでにきいておきたい。

 テンプレを『悪』と断じるあなたは、テンプレを使って創作したことがあるのか。


 これはきいておきたいなー。

 まぁ、おおよそ使ったことないんだろうなーって思うけど。


 それを使うことを『悪いこと』と認識してるのか。

 それとも『使ったら負け』みたいなプライドが働いているのか。


 後者かな?

 自分勝手ながら後者っぽいイメージが強いなー。気になる!


 でもまぁ、テンプレ使わない理由についてはどうでもいいんです。

 大体、そういう主張をする人はテンプレを『使えない』でしょうから。


 上述したけど、テンプレってただの道具だから。

 ランキング入る話を書ける人は、その道具を上手く使って話を書ける人だから。


 ま、わかるけどね、何から何まで自分のオリジナルにこだわりたい気持ち。

 趣味の範囲でやるなら、それこそ好きにしてって感じではあるよ。


 でも、人から評価を受けたいって気持ちがあるなら『外』を見なきゃいかんワケさ。

 ただ自分が『面白い』と思うだけの話を書いて、外に叩きつける。


 それだけで評価されるほど読者は甘くないよって話でございまして……。

 だからこそ、日々色々考えてお話書いてるワケだ、創作者は。あー書籍化したい。


 どうすりゃ、周りにウケんの?

 どうすりゃ、自分が描く話の『面白さ』を周りに伝えられるの?


 テンプレなんてそのノウハウの一つに過ぎないからね。

 そして、そのノウハウの一つに過ぎないものですら、上手く扱うのは難しい。


 ああ、もっと学ばなきゃ。

 もっともっと、センスを磨かなきゃ。と、思うばかりでございます。


 だからね、なろうとかランキングがどうのこうのと言ってる人とか、

 あとは、自分の創作に対するスタンスとか考え方とかを見るといつも思うよね。


 あ~、余裕があって羨ましいなぁ……。ってね?


 ところで、最後に一つ問いかけたい。

 テンプレを嫌うあなたが書く作品は、一体『誰にとって面白い作品』ですか?

こんな長ったらしいしょーもない文章を読んでいただき本当にありがとうございます!

本当に、本当にありがとうございます! 嬉しいです!

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― 新着の感想 ―
[一言] 自分で面白いと思って書いても、面白いかどうかを判断するのは読む人なんですよね。 まあ、それはともかく。 読まれたいと思ってる作者が、 具体的にイメージしている数字ってどの程度なんでしょう…
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