表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒い兎の冒険譚 勇者の存在しない…この世界で…  作者: 黒うさモフル
第一章 旅の始まり…
9/117

種と色

馬車の揺れで、目が覚めた…


集落の襲撃から3日が過ぎ、森から街道に出た僕達は、運良く旅の行商人に賃金を払い馬車に乗せて貰う事が出来た。


あんな事件があったので、こんなところを往き来する商人と出会えたのは幸運といっていいのか?


「比較的道が荒れているな、揺れは大丈夫か?お前達、兎人種は三半規管が優れているからな大丈夫なはずだ」



そんなこと気にしたこともなかったな、知らない事がたくさんある…


「今日は種族について話そうか、この世界は、獣人種、人種、魔人種、亜人種が存在するよ、お前達は獣人種の兎人種だな」


シアさんは水袋の水を一口飲むと続けて語る



「お前達を含め、この世界で一番多いのが獣人種だな、いろんな獣人種がいて、さまざま力や特長をもっているよ、例えばお前達兎人種は、耳が良かったり、跳躍力が高かったりするな、あと敏捷性に長けているな、逆に体力がなかったり、落ち込みやすい性格だったり、うーんこれは個人によるな」



シアさんは短剣を手入れしながら続けて話す



「獣人種は、体毛の色によっても強さが変わってくる、普通色(ノーマルカラー)金属色(メタルカラー)宝石色(ジュエルカラー)だ、お前達も、もしかしたら宝石色かも知れないな?調べてみないとわからないが……

さて、少し行ってくるか……

ウルマもしもの時これでオニキスを守ってやれ!」






シアさんがウルマに短剣を渡し、馬車が速度を上げるなか、外に飛び出していった…









鞘から魔力を帯びた剣を抜き出し白い魔獣に走りだす…





「やはり来たか……だがここで終わらしてもらうぞっ……!」




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ