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僕達の思いで3  作者: 結城kazuma
1/1

一時的な幸せ

楓ちゃんが、俺のアパートに突然来たせいか惨劇の思い出が一時的に吹っ飛んだ。

「な、、、なんで俺のところに?」

とふと尋ねてみた。

そしたらいきなり怒鳴りちらされた

「なんで!!帰ってこないんですか!!!私、章兄さんが街に帰ってくるのを7年も待ってたのに!!!!!!いつか帰ってくるとおもってそれなのに7念も帰ってこないんなんて!!」

「いや、その、、、楓ちゃんの兄貴を思い出すからだよ」

「どうゆうことですか?」

俺は何故帰らなかったかの理由を楓ちゃんに話した。

包み隠さずぜんぶ

「そうなんですか?」

「うん、墓参りには行こうと思ったけど思い出すから助けられなかった自分を」

そう話しているうちに1時間経過していたことにきずいた。

俺は楓ちゃんにお昼をどうするかを聞いた。

「え、、、お昼、いいんですか?」

「せっかく来たんだし何食べたい?」

「じゃあ章兄さんがよく作ってくれたトマトスープが飲みたいのな」

「トマトスープかぁ〜、、、良いよ、じゃあ買い出しに行って来る材料ないし」

「じゃあ私も行きます」

「え、、、うん、、、いいけど」

そんな会話をして俺達は買い物をしに俺行きつけの商店街に行き、買い物を済ませた帰り道

とある電気屋のテレビにとんでもないNEWSが流れて俺は目を疑った。

「速報です。7年前に〇〇町で同級生を殺害し逮捕され〇〇刑務所に勾留されていた緒方和仁死刑囚が〇〇刑務所から脱獄したとのことです。もし見かけた場合は〇〇警察署までご連絡をお願いします。繰り返しお伝えします……」

俺は、楓ちゃんのおかげで忘れていた記憶が一気に戻ってきた。

「次は俺か?」

と自分の死を悟ったその瞬間商店街に悲鳴が響き渡った。

振り返るとそこには死刑囚の緒方和仁の姿が会った。

「久しぶりだなぁ〜しょうぉ〜うひひひ」

「和仁!!」

「次はお前をあの世に送りにきたよ、、、うひひひ」

そう言い放った瞬間、俺は脇腹に激しい痛みが襲った。

その辺りを見てみたら和仁が俺に包丁を指して笑っていた。

その後。俺は倒れることしかできなかった。

「いやぁぁぁぁ!!!!!!章兄さん!!しっかりして!!!!しょぉぉぉぉぉぉにぃぃぃぃぃイイさぁぁぁぁぁぁぁん!!!!」

楓ちゃんの泣き叫ぶ悲鳴を聞いたあと、俺の光は真っ暗になっていった。

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