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破綻者の異世界録  作者: モゴモゴ
7/50

6話

( ・´ω・`)ちょっと短いです、今日も2話更新です

2人は朝食をとり再び中庭に来ていた、なぜなら此処でクラスメイト達が魔術を習うとアリシュから聞き、自分達も習おうという事でやって来たのだった。


「楽しみだなぁ、魔術」


「ですね」


破綻は嬉しそうに終に話しかけていた、そんな2人をクラスメイト達は恐怖の眼差しで見つめている。

その眼差しに気づき破綻は微笑むとクラスメイト達は、目を背けていた。

そして数人の魔術師がやってきた。


「今日から貴方たちに魔術を教える宮廷魔術師のアクラ・メルジュですよろしく」


アクラは白髪碧眼の気の強そうなっ美女だった


「ではまず、初級魔術から教えます」


そういってアクラは右手に拳ほどの大きさの火の玉を作る


「右手に魔力を集めるようにイメージをしてください、そして集めた魔力を火に変換させてください」


皆言われたように右手に魔力を集めるようにイメージしその魔力を火に変換させようとがんばっていた。

その光景をアクラは眺め頷いていた、今勇者は居ないが他の召喚した者たちの魔力もかなりの物だったためだ、だが何か異様なものを感じその感じがするほうに目を向けるそこには、破綻と終がいた。


「火は面白くなさそうだから別の物に変えてみよう」


破綻は右手に魔力を集めるようにイメージしその集まった魔力を重力に変える。

するとその重力は無差別に働きさまざまな物を地に押さえつける。


「ちょっと、やりすぎたかな?」


苦笑しながら破綻は魔術を解く、その姿を見てアクラは目をキラキラさせていた。


「魔術は集めた魔力を変換させる事で使えるのか、なら」


破綻は集めた魔力を炎に変換させ自身の左腕を焼き尽くす、轟々と燃える左腕を無表情に眺め、もう一度魔力を集めそのまま左腕に魔力を流しその魔力を変換させる、骨や肉、神経や皮膚を再生させるようにイメージする、炭化していたはずの左腕は、瞬時に再生され何も無かったかのように戻っていた。


「魔術はイメージかなかなか良いね」


破綻は新しい玩具を手に入れた子供のようにはしゃいでいた、その姿を終は慈しむような眼差しで眺めていた、そこにアクラがやってきた。


「はじめまして、アクラ・メルジュ先生、僕は人神破綻ですよろしく」


「はじめまして、私は人神終です、よろしく」


「はじめまして、ハタンにオワリ、貴方達の事はアリシュ様から聞いています、しかし先ほどの魔術はなんなのですか?」


「秘密ですね」


「教えていただけませんか?」


アクラは上目使いで猫なで声で破綻に迫る


「フゥゥゥッ!」


破綻の抱いているクロナがアクラを威嚇する。


「教えませんよ、見て盗んでください、アクラ先生」


アクラは女の武器をつかっても破綻に断られた事に多少ショックを受けていた。

クロナは破綻に撫でられてご満悦で、破綻は魔術を使えるようになりご満悦だった。


( ・´ω・`)おなかすいたぁ、咳とまんねぇ

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