38話
( ・´ω・`)ほのぼの会でございます
破綻は砂糖を貰いベアの屋敷に帰っていた、そして、厨房でタルトを作り始める。
「ショゴス、今回もタルト生地をお願いするよ」
「畏まりました、主人様」
2人は分担しタルトを完成させていく、今回はベアとローナ、サシャの分も作るのでかなりの量となった。
今回のタルトはアズラのタルト、イチゴのタルト、蜂蜜のタルト、人参のタルト、バナナのタルト、生クリームのタルトを2つずつ作りみなが待つ食卓に持っていく。
終は顔を輝かせローナとサシャはタルトをうっとりとした表情で見ている、ベアにいたっては半開きになった口から滝のようによだれがあふれ出していた。
「お待たせしました、タルトが出来ましたよ」
その言葉に皆の表情が輝きそして食べ始める、終とベアはものすごい勢いで食べ進める、ローナとサシャとショゴスは1口づつ味わうように食べていた。
「そんなに急いて食べなくてもたるとは逃げませんよ?」
「止まらんのだぁ、こんなに美味いものは初めて食べたぞ」
「本当ですね、口の中でこの白いのが溶けて甘みが広がるこの感じがもうたまりませんよ!」
「ボクもこんな美味しい物は初めて食べました!」
皆の言葉に終は満足そうに頷く。
「そうでしょう、兄さんの作るタルトは何よりも美味しいのです」
と胸を張って言っていた、その姿を見て破綻は慈しむ表情になっていた。
そしてこの茶会は夜まで続いた、そして皆が寝静まったころに、破綻はショゴスと屋敷の外に居た。
「神聖教国に行こうか」
そう言って破綻は黒い仮面をつけショゴスをフード付きのマント状にして羽織、フードを深くかぶり亀裂を出しその中へと消える、そして破綻は宝物庫の様な場所に現れる。
「聖剣などを保管してる場所なのに、警備がずさんですねぇ」
ショゴスはメイドの状態に戻る。
「どのような物をお探しなのですか?」
「持ち主と一緒に成長する感じがいいね」
「畏まりました」
2人は探し始めるショゴスは1本の聖剣を見つけるそれは硝子のケースに入っており、名と能力が書かれていた。
「ルベルペイン、持ち主と供に成長し持ち主の能力などに影響される、ですかドンぴしゃですねぇ」
ショゴスは右手を触手に変えて硝子ケースに振るう、硝子ケースは音もなく真っ二つになり聖剣を取り出し破綻の元へと戻る。
そのころ破綻は再奥で1本の魔剣を眺めていた、その魔剣は何にも染まっていない透明の刃だった。
「インビジブル、何にも染まらぬ者、これはいいですね頂きましょう」
破綻はインビジブルの保管されている硝子ケースに手を触れるそしてそのまま熱の魔術を使い硝子ケースを溶かしてしまった、そしてインビジブルを手に取りショゴスと合流する。
「主人様、見つけました」
「ありがとうショゴス」
破綻はショゴスの頭をポンポンと撫でる、ショゴスは嬉しそうに微笑んでいた。
「じゃぁ、帰ろうか」
「はい、主人様」
ショゴスからルベルペインを受け取りショゴスをマントに変え羽織り亀裂を作り、その中に入り、宝物庫から抜け出したのだった、次の日神聖教国で騒ぎが起こったのは言うまでもなかった。
( ・´ω・`)神聖教国は魔剣の管理もしておりますですよ。




