33話
( ・´ω・`)昨日は申し訳ないです、右二の腕を20針ほど縫いまして、そこが痛すぎて更新できませんでした本当に申し訳ない。
破綻はショゴスをメイドに戻し、蛇腹剣をリベルに渡す、そして江藤の持っていた聖剣アベルスティンを拾い上げ、意図的に生き残こした皇王に振向く。
「切り札がどうしたんですか?」
「なっ・・・勇者様?」
破綻は前回の魔王を倒した勇者江藤を何の苦も無く滅殺した、皇王は破綻の異常さを痛感する。
勇者江藤はこの世界でもトップクラスの力を持っていた、だが破綻の足元にも及ばなかった。
皇王はもうどうする事もできない、神聖教国から借り得た力勇者江藤、それに自身の帝国兵を親衛隊などを残し、他の部隊総勢7万の兵を失ってしまった、それは国を守る要が無いと言う事に他ならない。
「さて、皇王様これからどうするんですか?」
「聖王国の甘い言葉に乗せられたのが運の尽きか、我らは負けた完膚なきまでに、敗者は勝者の物だ、煮るなり焼くなり好きにしてくれ」
「では、好きにさせていただきます」
破綻は邪悪に微笑む。
「まず、アドルヴァに対して賠償として10億リクを払ってください」
「な!何だその金額は・・・」
「払えないとは言わせませんよ?何を犠牲にしても払ってくださいね、そして次に神聖教国にアドルヴァには化け物がいると言っておいてください、後神聖教国の情報も提供してくださいね」
「わかった・・・」
「この国に聖剣の類はありますか?」
「いや、無いな聖剣の類は全て神聖教国が管理しているからな」
「無いのですか残念ですね、まぁいいです、最後にアドルヴァに利益の出る交易をする事ですね」
「それも問題は無いだろう・・・」
「それだけですね、何か質問はありますか?」
「我々の失ってしまった軍はどうすればいい・・・・」
破綻は微笑む冷ややかに。
「自業自得でしょう?僕は知りませんよ?自身でどうにかして下さいね」
その言葉に皇王は表情を暗くする。
「あぁ、賠償金の10億リクは1週間以内でお願いしますね、遅れたらどうなるか分かりますよね?」
破綻はそう言って、生き残っていた1人の頭を握り潰しながら、皇王に微笑んだ皇王は戦慄し上下に頭を振るしかなかった。
「では、僕はこれで失礼します、頼んだことお願いしますね」
破綻はショゴスとリベルを引き連れ亀裂の中へ消えていった、皇王はその後姿を呆然と見つめている事しかできなかった。
( ・´ω・`)帝国のライフはもう0よ!帝国はもうだめかも知れんね。




