31話
( ・´ω・`)遅れちゃった、明日は多分帰宅は早いです。日曜も仕事決定であります。
聖王国の城門の前では10万超の騎士達が整列し、その眼前で大司教が演説をしていた。
「騎士の諸君、諸君らはこれからこの聖王国、いや神聖教国にとって栄光を齎す事をなすであろう!」
その言葉に騎士達の歓声が上がる、それを満足そうに頷きながら、大司教は言葉を続ける。
「これから諸君らは進軍する!、この進軍は我ら神聖教国の繁栄の第一歩となる、その事を心にとどめておいていただきたい!」
再び騎士達の歓声に包まれる、その歓声に大きく頷き、大司教は最後の言葉を口にする。
「騎士達諸君!進め!何も諸君らを阻む者はない!諸君らには我ら、神聖教国の神アリアス神様の加護が宿っているのだ!何も恐れる事はない!もう一度言う、騎士達諸君!進め、全ては我らが神アリアス様のために!!」
騎士達の歓声は今まで以上に大きな歓声となりあたりに響き渡り進軍が開始・・・。
される事はなかった、騎士達が進むであろう道に1人の少年が立っていた。
「どうも、初めまして聖王国の皆さん、僕は人神破綻、アドルヴァで守護者と言う立場にあるただの異世界人です」
そう言って破綻はお辞儀をする、その破綻に大司教は話しかける。
「異世界人がアドルヴァの守護者?笑わせるな!あそこは、我々の神アリアス神様のための家畜を育てるための国なのだ!そこを守るだと?なんとおろか!だが、我々の神はアリアス様は寛大である今ならばまだ間に合うアリアス様のために尽くすのだ!」
破綻の表情が無表情になり笑い始める。
「アハハハッハハハハッハハッハハアハッハハハ!やはりあなた方はそういう人種なのですね前の世界でもそう、本当に救いようの無いゴミですね、みんなおいで」
破綻はビスクドールを呼び出す、その数は2万、突如として現れた2万の黒騎士達に大司教と聖王国の騎士達は一瞬驚く、だがすぐに数の差で平常心に戻り見下す。
「なんだね?それは、そんな数の使い魔でどうこう出来ると思っているのかい?」
「この子達は贄だ、さぁおいで、アポカリプス」
破綻の声に応える様に2万のビスクドールは黒い光の粒に変わり紋章を形作る、その紋章から神々しいオーラがあふれ出す。
それも以前よりも強大に、そのオーラを身に受け破綻以外の全ての者は身震いをする、恐怖による身震いを。
「何だ?何が起こっている!それにあの者が言った、アポカリプスとは、あの終焉の使者、魔龍アポカリプスの事なのか!?そんなものただの異世界人に呼べる者ではない!、偽者なんだろう!」
大司教は偽者と判断し騎士の数人に攻撃しろと命じる。
だがその命は果たされなかった、紋章から巨大な黒き龍は、2足で立ち、駆けて来た騎士達を尻尾で一薙ぎする。
それはダンプカーが突っ込んで来た時のような衝撃で数人分のミンチが出来上がったのだった
「アポカリプス、調子はどうだい?」
「主、かなり良いですな、主も息災のようで何より」
「ま・・・・魔龍アポカリプス・・・」
誰かが呟き、騎士も大司教も驚愕する御伽噺の絵本でしか見た事のないアポカリプスが現実に今、目の前にいるのだから。
「お前はなんなんだ・・・・勇者クラスの異世界人でも呼べない、神でも呼ぶのが難しいとされる魔龍アポカリプスをこうも簡単に呼ぶとは・・・」
「僕はただの異世界人ですよ、貴方達はアドルヴァを家畜と言った事は、万死に値するよ、アポカリプスゴミ共を消して」
「その命承りました主よ、貴様らに死は生ぬるい、崩壊した時の中で終らぬ終焉を味わい続けつがいい、終焉魔術、タイム・ブレイクダウン」
アポカリプスが魔術を発動した瞬間に10万超の騎士と大司教、聖王国の住民、聖王国にある全ての物有機物から無機物にいたるまですべての時間が止まる。
そしてアポカリプスが、バチンッ!と指を鳴らすと時の止まった、全てのものが崩壊を始める。
すべては、原形をとどめず砂の粒子のような物となり次元のかなたへと流された行った、それは幻想的で美しい光景だった。
「あははは、ゴミも散り際は美しいものだね、お疲れ様、アポカリプス」
「主よ、ありがたきお言葉です、それだけで報われます」
そう言ってアポカリプスは破綻を肩に乗せた、その時破綻にリンクがつながる、相手はリベルで連合軍がいるがどうする?と言う事だった。
「リベル、分かっているだろう?撃滅だよ」
「承知した」
そういってリンクは切れる。
「もうすぐリベルが帝国に着くね、アポカリプス行こうか」
「承りました」
アポカリプスは破綻を肩に乗せて帝国へ向けて、飛び去っていく。
その後に残ったものは何も無かった、総勢20万超の人間の命と聖王国という国は1つの魔術により文字通り、何も無くなったのだった。
( ・´ω・`)アポたん出番があっていいね、そろそろ勇者様に力を与えましょうね~




