21話
( ・´ω・`)グラムさんのターン、短くてゴメンネ、最近仕事が忙しいので2話更新できませぬ;;
アボルは絶望していた、破綻の言ったようにテントの外では賊と破綻と終が戦っているようだった、そこに賊の仲間である3人の冒険者がテントに入ってくる。
「どーも、アボルさん俺達の言う事を聞けば命だけは許してやるからな」
「最初から企んでいたのか」
「そうだよ、お前の溜め込んだ金を俺たちが譲り受けるための計画だったんだよ」
先頭に居たマイズがアボルと会話しながら下衆な笑みを浮かべる。
「それに、あんな可愛い子を護衛として雇ってくれるとはなぁ儲けもんだぜ」
ザングが汚く笑うその汚い顔に影から伸びた大剣が無慈悲に刺さる。
「な!なんだ、何が起こった!」
「ザング、ザングゥ・・・誰が殺したぁぁぁぁ!」
「煩く・・・・騒ぐな・・・・ゴミ共め・・・」
アボルの影からグラムが姿を現しアボルを守るように前に立つ。
「アボォルウゥゥ!貴様の魔術で!ザングは死んだのカァァ!」
「我は・・・この男の・・・魔術などではない・・・・我は主様より・・・・零れ落ちた力の1つ・・・」
「何を言っているがわからんが貴様を殺す!」
「そうだ!こいつは絶対にゴロスウッゥウゥ!!」
「主様の・・・・妹様を・・・侮辱した・・・・ゴミ共に死を・・・・」
グラムは再び影に潜む、その隙にアボルを人質に取ろうとマイズがアボルを掴もうとするが、影から大剣が伸びマイズの右肩から腕を斬り飛ばした。
「ガァッ!くそがぁぁぁぁ!!イダイ!イダイゾ!殺してやる!」
「喚くな・・・・ゴミめ」
グラムはマイズの影から上半身を現しマイズの背から腕を刺し肉を裂き骨を砕き臓物を潰しながら胸に大穴を作り出した。
「ザングだけじゃなくマイズまでモォォォォォ!!」
グラムはアボルの影から全身を現しザンガと対峙する、ザンガは形振り構わず持っていた大斧をグラムに振り下ろす。
ガイィン!
大斧は弾かれザンガの掌はジビレていた、その事のザンガは驚愕する自身は力特化でA級冒険者を凌駕するほどだと確信していた。
だがその力で振り下ろされた大斧が何の構えも防御もなく弾かれたのだ、何が起きたか分からなかった。
「それで・・・・終わりか・・・でわ終いだ・・・・・」
グラムは大剣を上段の構え力をためるそしてためた力を使い一気に大剣を振り下ろす。
それは斬撃と言うには余りにも強力すぎたその一振りで地震が起き地が割けた、そしてそれを喰らったザンガは一欠けらも残らず消滅してしまった。
「アボル・・・と言ったな・・・無事か」
「えぇ、無事です、ありがとうございました」
グラムはアボルの安全を確認し再びアボルの影に潜むのだった
( ・´ω・`)前回のミディアンドールの名前はガルムに決まり申したデス、そろそろショゴスたんに活躍してもらうとしましょう。