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破綻者の異世界録  作者: モゴモゴ
13/50

12話

( ・´ω・`)短いですね今回は破綻さんの強化訓練です

円卓会議の次の日破綻と終はクラスメイト達の訓練を見ていた、クラスメイト達は懸命に木の剣振っている。


「がんばってるね」


「ただ剣を振ってるようにしか見えないですよ?」


「懸命にふって上達しようとしてるんだよ、けなげで儚くて壊したくなる」


破綻が黒い笑みをこぼしていると、アリシュがこちらにやってくる。


「おはようございます、ハタン様、オワリ様」


「おはようございます王女様」


「おはようございます」


「あの方達もがんばっておられますよ、特に奈央様は騎士の訓練にまで、参加していらっしゃるようです」


「まぁ、もっともっと頑張って、強くなって僕に向かってきてほしいものですよ」


そう言った破綻は無邪気な子供のように笑うのだった、破綻は何か思いついたように口を開く


「特別授業しましょうか?」


「特別授業?」


「そうです、僕が生み出したものと戦ってもらいましょうか」


「待ってください、まだあの方達は戦い方なんて全く知らないんですよ?」


「まぁ、死ななければ僕が治療しますよ、なので大丈夫でしょう」


アリシュが止めるのも聞かずに楽しそうにクラスメイト達のもとに歩いてゆく破綻とその後を付いて行く終、そしてその後姿を不安そうに見つめるアリシュの姿があった。


「皆さんこんにちは」


「こんにちは」


いきなり出てきた破綻にクラスメイト達は警戒する。


「そんなに警戒しなくても今日は皆さんの訓練を手伝いに来たのですよ」


その言葉に皆青い顔になる。


「大丈夫ですよ、死ななければ僕が治療するので頑張って強くなってください」


そう言って黒い人の形をした何かを呼び出す。


「この子はドール、動きも遅いし力も強くないから丁度良いでしょう?」


そして破綻のクラスメイト強化訓練が始まる、そして15分後クラスメイト達は全員地に伏せていた。

ドールにボコボコにされたのだった。


「不甲斐無いですね」


そういって広範囲の再生魔術を行使しクラスメイト全てを瞬時に回復させ、再び戦わせるそれを繰り返す事数十回。

時間にして10時間近く休み無しでドールとクラスメイトを戦わせ、破綻は一先ず満足したようだった。


「とりあえずお疲れ様です、皆さん少しは強くなったようですねこれからも頑張ってくださいね?」


破綻は10時間近く魔術を使い続けたにもかかわらず全く疲労を見せていなかった。


「ハタン様これで訓練は終ですか?」


「はい、そうですある程度ですが強さを身に着けたんじゃないですかね?」


破綻は満足そうにアリシュに話す、だがクラスメイト達は地獄を味わったのだ。

化け物に逆らう事もできず10時間近く黒い人形と戦わされるという地獄を味わったのだった。


「まぁ、また時間があれば強化訓練をしてあげますよ、頑張ってくださいね?」


破綻のその言葉にクラスメイト達は何時来るかも分からない地獄におびえる事になったのだった。


( ・´ω・`)ふぃふぃー、のほほんとしてましたね、次回からは戦争の開始です

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