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作者: 冥月 霜華

存在理由

存在証明

欲しくて欲しくてたまらないのに


欲しくないと意地を張った


その手に触れたかったの

大丈夫だと言って欲しかったの

意地っ張りな私は


一人がいいと離れたの


一人じゃないとわかってる

でも、心は叫ぶ

一人なんだって


沢山の人が居て

そのコミュニティに入ってる

けど……


誰も「私」を見てはくれない


見せつけられる

仲間がいるのだと

人との縁を結べるのだと


私だけが結べないのだと


輪の中に入りたくて

入りたくて

入りたくて


うまく入り方が分からず

傍観者


存在理由

存在証明

欲しいと願って


手を伸ばして


空を掴んで

落ちていく


暗闇に思えるそこは

傷つくことはないけれど……


悲しいくらい平和で

悲しいくらい居心地の良いこの場所は


ただ寂しい


結局傍観者

結局誰にも見てもらえない

結局ひとりぼっち


なのに……


今日も私は誰かに気づいて欲しくて


傍観者ながら

輪の中に入ろうと

藻掻くのです

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― 新着の感想 ―
[一言] お世話になっております、太ましき猫です。 初対面の人の前で顔が強張る性分ですから、自然に人の輪に入れる友人を羨ましく思う事は多々あります。 自分で壁を作ってしまう事も多くて、「そんなに怖が…
2015/10/19 22:50 退会済み
管理
[良い点] 共感できる詩ですね。少し寂しい気分になりました。 輪の中にいてもひとりぼっち、ということもあるかもなぁ、と思ったりもしました。
[良い点] 求めるものがそこにあるのに、手を出すことを拒んでしまった。 そして、一人になってしまった。 だけど、その輪に入りたくて。 私は一人、傍観者として求めることを諦めなかった。 [一言] どうも…
2015/10/19 21:46 退会済み
管理
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