↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界ハーレム飛行~アマゾネスの星ってアリですか?~  作者: 印朱 凜
第1章 査察団の到着
3/580

ケレス

久々に連載を開始いたします。毎日更新の予定ですが、盆・正月は休みです(笑)……はたして物語を完結させる事はできるのでしょうか?

   第一部 奇跡の海洋惑星


  第一章 査察団の到着


 オバマ級宇宙揚陸艦インディペンデンス号のドーム型船窓からうかがう惑星ケプラー22bは、もう肉眼で表面が確認できる距離にまで接近していた。


 生命居住可能領域(ハビタブルゾーン)ど真ん中のそれは、母なる地球を超えるほどの環境に恵まれ、テラフォーミングする必要のない奇跡の惑星である。    

 豊富にある水は大気中に白い雲を形成し、惑星に多様で複雑な天候をもたらす。 

 

 地球によく似た濃緑色の惑星だが、データ通り海、海、海! 陸地が極端に少なく水没しているように見えた。その海の色は、昔見たダム湖の不気味な貯水を連想させ、ささくれ立った精神を微妙に刺激してくる。

 ……いかん、あまり考え過ぎるな。長期にわたる閉鎖空間からの解放は、哲学者めいた自問自答が占める毎日の終焉をも意味するのだ。

 

 宇宙船のブリッジ内は、常識外れのウッドデッキ風。目に見える所すべてが木目調で壁、床、天井を始め操縦席や船長席も強化不燃処理された木でできている。それもイミテーションではなく、こだわりのリアルウッド。

 昔の帆船をイメージしたものだが、これは僕からの特別注文仕様。少しでも精神安定に寄与すると判断されたのか、技術スタッフは魔法のような力で実現させてしまった

 ……正直ここまでやるとは思いもしなかったが。

 

 自慢の調度品には、場違いな猛獣の爪痕がそこかしこにできて高級感を台無しにしている。こんな事をしでかす輩は、あいつらしかいない。

 遠心力をかけて疑似重力を作り出している居住区とは違い、ブリッジは無重力状態。漂うケダモノの毛を鼻から吸い込み、くしゃみが止まらなくなった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。