逃げるわよん
世界が変わってしまった。
今までの日常も
当たり前も
何もかも全部
終わった
「待って はじめくん!!!もうだめ。。。!!」
「頑張れ 愛、今止まったら奴らに追いつかれるぞ!」
走る 止まる 走る 止まる
それの繰り返しを続ける
奴らは速くない。しかし疲れないらしく一生スピードが落ちない。死ぬまで、文字通り死んではいるのだが 俺たちを追いかけ続ける。
奴らは 死者だ
死んでもなお、彷徨い続け 肉を求め続ける
「あ゛ぁ゛あア゛」
人間の格好をした、でも明らかに歩き方 様子がおかしい死者がこちらに向かってくる
顔の皮膚が爛れ、全身が血だらけで目が潰れている。
こいつらに襲われると転化する
同じ死者になるのだ「くそ、やるしかないのか」
俺は止まり刀を抜く
この刀は兼月
戦国時代の名刀らしく我が家が代々受け継いでいる
こんな形で使いたくなくなかったが仕方がない
愛を守る為だ
「愛 俺のうしろにいろ!」
両手で兼月を構える
「はぁあ!!!」
兼月を振り下ろす
頭に刺さり倒れる
「やった」
「よし いくぞ!」
「うん!」
ガブリ
「え?」
激痛が走る
「うわぁああああああああああああああああ!!!1」
右足の太腿を噛まれた
「くそっ」
足で蹴飛ばし とどめを指す
嘘だ 倒したはずなのに。。。。
「いやああああああはじめくんいやああああああ」
「ごめん 愛俺噛まれちまった、、、」
「あ、それはわかります」
ん?
「じゃあはい」拳銃を渡してくる
「え?いや、え?」
当たり前のように渡されるから素直に受け取ってしまった
「、、、これはどう言うことだ 愛」
「自殺用だけど」
「今はじめくん 噛まれたじゃん だからそれ用」




