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異世界をゴーレムと共に生き抜きます。  作者: 柊悠
異世界と私とゴーレム
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第22話 後処理

オッサン達を叩きのめしたのですが、まずは目の前の光景をどうにかしないといけない訳ですが、まぁ死なない程度に治せばいいかと思いましたが生憎と回復魔法は覚えていないませんでした。

 「取り合えず死なない程度に治しましょう。話も聞かないといけないですしね!という訳で回復お願いします!」

そう言いながらアンナさんの方を向いて頭を下げた。

私は人を癒す系のスキルもあるにはありますが、土、大地、樹木魔法による回復、水魔法による回復など普通に使っていいのか分かるまであまり大っぴらに見せない方がいいやつしかないので、この中で使えそうなアンナさんにお願いすることにしました。

何で使えるのかと思ったかって‥‥‥騎士はそういうのは覚えていそうだったからだよ!

「確かに回復は出来ますが、私は回復専門ではないのでこれ程の人数は回復できないですよ!」

そうでした。アンナさんは騎士であって神官ではないですよね。

アンナさんには出来る範囲でしてもらうとしても残りの人をどうしようかと思っていると後ろから声をかけられた。

振り返ってみるとさっきまで遠くにいたはずのクラウスさんが戻って来て声をかけて来ました。

何か言いたい事があるのかなと思い、聞くと返事を返してきた。

「どうやらアヤノ様は回復が出来る者を探しているのですよね?」

私がどうして回復役が必要なのかを聞かずに何が必要なのかを聞いてきた。

訳を聞かなかった事を大丈夫なのかと思ったけど、聞かずにそうですと返した

「それでしたら私に心当たりがあるのでこちらの方で回復を行う事にしましょう。」

クラウスさんの提案に驚きつつも嬉しかったが、そこまではしてもらう必要は無いと思ったので変事を返した。

「それは嬉しいですが大丈夫ですか?」

「問題はありません。メアリー様への賠償金と一緒に治療費を頂くだけですので問題はありませんよ。」

(これは後で知った事だけど治癒行為の出来る人材は貴重ではないが大変らしく治癒を施した相手から治療費としてお金を貰ってもいいらしい。実際に法では『治癒行為を行ったものは正当な報酬を貰う権利がある』と定められているらしい。)

そういって笑って返してくれたクラウスさんの笑顔の裏には悪巧みが透けて見えるように感じた。

一瞬ヤリ過ぎではと思ったけど今回は相手に非がある様に思えるのでしょうがないなと思う事にした。

「そうですね。お願いしますね。一応致命傷にならないようにはしましたけど、いろいろと話を聞かないといけないので死なない程度に直しておいてください。

その上で正当な代金でしたらいくらでも頂いてくださって構いません。」

そう言ってクラウスさんへ笑い返したら「畏まりました。」とだけ言って気づかぬ間に周りに集まっていた人だかりの中へと消えていった。

その様子を見守っていると後ろから柔らかい何かで背中を突かれた様に感じたので振り返ると、メアリーが人差し指をこちらに向けている状態で待っていた。

何か言いたい事があるのかなと聞いてみると

「さっきのクラウスさんとアヤノ、とても悪い顔で話してたよ。一体どんな話をしていたらそんな顔になるの?」

どうやらさっきのクラウスさんとのお話の様子を見ていたらしいメアリーの鋭い質問に私は笑顔で返した。

「ただの儲け話だよ!いたって裏の無いね。」


――――――――――――――――


あの後、アンナさんやクラウスさんの連れて来た治癒師さん達が治癒をしていると誰かが呼んできていたらしく衛兵の一団が大慌てな様子で来て、事情の説明を御願いされましたがメアリーとアンナさんが応対して説明してくれたので一件落着となりました。

(だけど事情を聴いていた衛兵の一団の隊長さんは最初から緊張しっぱなしで話を聞き終わった後、凄く疲れていそうに見えた。)

そうしてこのまま私達三人で移動すると危険だと思ったアンナさんが衛兵さんにお願いして、一般人の格好をした数名が遠巻きに着いてくる形で残りのお店を見て回りました。

あのオッサンズが来なければ楽しい一日でした。


そうして買い物から帰ってきて屋敷に着くと中からメイドさんが出てきて、アリアスさんが呼んでいるらしく直ぐに応接室まで来てほしいらしい。

特に断る理由もないし逆に呼ばれる理由しか思い浮かばないので素直に行くことにした。

まさかこの年で親に怒られる子供の気持ちを体験することになるとは‥‥‥


やっと新しいのかけたので上げます。

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