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異世界をゴーレムと共に生き抜きます。  作者: 柊悠
異世界と私とゴーレム
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第20話 友達とショッピング

「では気を取り直して日用品でも見に行きましょうか。」

突然予定に入ってしまった鉄の延べ棒の確認も終わった為、元々の予定の日用品の購入をしに向かう事にした。

「それでアヤノ様はどの様なものをお探しなのでしょうか?」

仕事が終わっているらしく引き続き案内をしてくれるらしいクラウスさんが腰のポケットからメモを取り出しながら聞いてきた。

「そうですね‥‥‥とりあえずは追加の無地の本とペンとインク、後は生活に必要な物を一通りぐらいですね。」

「成程、でしたら当店でお探しください。当店の品ぞろえを見ればきっと気に入ってくださる物が見つかると思います。」

そう言いながら胸に手を当てながら自信満々に言うその姿にクラウスさんの自分のお店への自信がうかがえる。

折角だから見て行こうかな。オッサンたちのせいであまり見て回れなかったからね。

「そうですね‥‥‥ここ以外のお店は知りませんし、是非お願いしますね。」

「お任せください。アヤノ様の気に入るものをお探しいたします。」

クラウスさんはそう言った後に「無地の本はこちらです。」と私たちを案内していった。

『クラウスさんって随分と面白い方ですね。』

『そうだね。話してて好感が持てていい人だよ。』

周りの人に聞こえないように小声でレコとそんな話をしながら店の中を歩いていく。

野菜や肉、魚などの食材が並べられているコーナーや剣や鎧などの武具を売っているコーナーの前などを通り過ぎていく(武具やの前を通るときにアンナさんが物寂しそうな顔をしていたけど。)と沢山の本が並べられている一角に着いた。

「こちらには国中の有名な本や魔導書などを売っている場所でして自分で本を書けるように無地の本なども置いております。」

そんな説明を聞きながら案内された場所には様々な色や柄の本の表紙が並べられていた。

黒や茶色の暗めな色から赤や青などの基本的な色までそろっていいて見るだけでも楽しめそうで、私は並べられている本を一つ一つ手にとって眺めていく。

「私も日記用の新しい本を買おうかな?」

「そうしようよ!一緒に探そうか。」

「うん!」

そうして私とメアリーは一緒にそれぞれ使う本を探すことになった。私が就職して社会人になってからこうして友達と一緒に買い物をしたりするのは久しぶりでついつい時間を忘れてしまいそうになるけど、そろそろご飯の時間になる為早めに決める事にした。

「じゃあ、メアリーのはこれね。」

そう言って私が渡したのはメアリーの髪の毛の色である赤茶色に近い焦げ茶色の皮表紙に銀色の糸でユリに似た花が刺繍されたシックなデザインの本を手渡した。

「ありがとう。はい!私からはこれね。」

そう言って渡されたのは黒の皮表紙に水色の糸での魔法陣の様な模様の施された本だった。

「アヤノは魔道具とかの研究に使うって言ってし、アヤノがいつも着ているローブとかはあまり派手じゃないのだったからこの模様の方がいいかなって思ったんだけどどうかな?」

流石は伯爵令嬢、しっかりと渡す物の利用目的やいつもの服装などを覚えてて柄を選んでくれたみたい。何というか女の子として負けた気がする。

「ありがとう。大事に使わせてもらうね。」

二冊合わせて銀貨三枚程したけどこの時代ならそれぐらいかなと思ってクラウスさんに手渡しで支払った。

「直ぐに払われなくともまとめて払われればよいのですが‥‥‥」

そうなの!まあ次から気を付ければいいか。

「では他のも買いに行きますか。」

そうして私達は店内を見て回りながら買い物を続けた。



「ついついたくさん買っちゃったね。」

私は手に何も持っていないけど魔法倉庫が無ければ帰りの荷物運びが大変になりそうなほど買ってしまった。(主に鉱石類。何かほしくなっちゃった。)

「それ程じゃないと思うんだけどなぁ。」

メアリー、あなたはそう思うかもしれないけど庶民とかからすれば十分買いすぎな部類に入るんだけどな。

貴族との金銭感覚の違いを改めて感じながら服を買いに店の外へと出ると異様に騒がしくなっていた。

何事だろうと思ったら何か数時間ほど前に見たような格好の人が数人店の前で陣取っていた。

「おう、嬢ちゃん。さっきうちの者が世話になったらしいからな。礼をさせてもらいに来たぜ。」

そう言ってリーダーらしきオッサンが大振りなバトルアックスを構えると取り巻きのオッサンたちも各々の武器を構えだした。

また貴方達ですか‥‥‥‥めんどくさい。


今回の話、短めで申し訳ありません。

最近、資格試験の勉強で書く時間があまり取れないでいるので

投稿ペースが落ち気味になってはいますが失踪はしないようにしますので

気長に待ってください。

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