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『それ、美味いの?』『うん、甘いよ』『答えになってない』

「なあキリノさ。お前んとこのライノベ、ヒロインいなくね?」

 その日の昼下がり。偶然食堂を同じくした先輩から投げ掛けられたこの一言。

「あの、ガーディアン・ナントカっつーヒーローもののやつ。五巻目だってのに華がないねェ」

 指摘するなら名前くらいきちんと覚えておいてほしい。それに、余計なお世話もいいとこだ。

「御忠告ありがとうございます。ですが、担当として手綱を握るのは私、ですので」

「お堅いねえ。キミももう三十路だろ。仲間作っといてソンは無いと思うぜ」


「セクハラですよ、そういうの」作品を馬鹿にするのみならず、年齢。年齢まで挙げつらうとは……。

「それに、私はまだ二十九です。三十路じゃありません」

「いや、それって殆ど一緒」

「だから!! それ、セクハラだって!! 言ってるでしょう!?!?」


 ああ、ダメだ。駄目駄目。私の物静かで孤高なイメージが崩れてしまう。

 おぉ、神よ。何故ヒトはトシを取らなきゃならないの。お肌のハリを、体の柔さを、夜通し無茶出来る元気を返してください。


 だが・しかし。先輩ファッキンの言うことは的を射ている。

 確かに、華がないまま五巻目。しかも作者が変わったとなれば、イベントが無くちゃ存続だって難しい。

 あのオトコに、そんなことが出来るかどうか、解らないけど……。



……………

…………

……



「で、これは……何なの?」

「何って。代案ですが、なにか」

 ちゃっちゃと書き終え、コンビニで刷った第二稿に目を通した菜々緒は、何故だか異様にご立腹。

 おれがスマックをぐびぐびと飲んでいる間もずーっと神妙な顔をしていたし、何だ? 例の日か。


 だのと様子を窺っていたら、またも原稿をぴしゃりと叩きつけ、眉間に皺寄せおれを睨み付ける。

「なにか……、じゃないわよ! どこをどうやれば、こんな方向に進めるワケ!?」


◆ ◆ ◆



「う・ふ・ふ。とうとう見つけたワよぉ。憎き外道の鬼畜生♡」

 みっともなく地に伏すガーディアン・ストライカーを、燃えるような赤毛の少女が見下ろし、その首に大鎌の切っ先を引っかけ、恍惚の表情を浮かべて嗤う。

 彼の身体には首から胴に至るまで無数の切創と鮮血。自己治癒の回復が追い付かない程の連撃を喰い、抵抗するさえままならない。

 腰まで伸びたクセの無い髪、稲妻のように波打つ太眉、トパーズの原石めいて美しい瞳。紅白のコントラスト眩しい巫女装束。

 それもそのはず。彼女はかの『マッハバロン』の一人娘。ヒーローが悪を滅し、高い地位を得たこの社会に於いて、最上位の人間だ。


「敵討ちが……したいのか。君の父、『栄光の九人』がひとり。マッハバロンの」

 霞む目で無理に険しい顔を作り、自衛の為の威嚇をして見せるストライカーだが、赤毛の少女は彼の言葉を「御冗談を」と制してみせる。

「むしろ、興味があるのはアナタの方♡ 超人人口六千万弱のこのセカイで、その総てを殺さんとする変人さま。うち百人近くを屠って来たけもの――。同じ血の通ったニンゲンなのか、確かめたくて……♡」


 親を殺されて、怒るどころか喜ぶ子がいようとは。裕福ではないながらも、それなりに父母と良好な関係を築いてきた生田誠一ストライカーは、モノの見方の違いに目眩すら覚えてしまう。


「ああ、自己紹介を忘れておりましたわね。我が名は――」


※ ※ ※


「その下の設定案。今この場で音読なさい」

「えっ、ええ……」勘弁してくれよ。ここ、行き詰った時の行きつけだったのに……。

「え、えと。己の身体より巨大な大鎌を軽々と振り回す女子高生。ヒトを両断し、その断面ないし血を視るのが好きなサイコパス。父親の躾の反動で抑え付けられていたが、その死に依って暴力的な面が露わとなり、敵としてストライカーに襲い掛かる」


「そう! そこ」菜々緒が急に口を挟む。「なんで殺人犯の協力者が猟奇殺人犯なの?!」

「いや、ほら。順当過ぎてつまんないって言うから。出来る限り設定盛ったの」

「誰がそこまでやれと言った! 主役のキャラが霞むでしょーが!! 出会い頭に切創だらけって何!? なんでアッサリ敗けてるワケ!?」

「”ハコ書き”にそんなケチ付けられても……」

 箱書きとは、シナリオの本番前に、流れを雑かつ箇条書きにしたものだ。おれは余程のことがない限り書かない。物語とは勢いだ。紙やデータにまとめたところで、その場の情熱パッションまで再現できるわけじゃない。


「勿論あとでワンクッション入れますよ。んで、ピンチの末に逆転かまして、あいつを殺すのは俺だメゾットでお伴になるワケで」


「その、逆転のヴィジョンが見えて来ないからダメだって言ってるの」

 苦し紛れに仕上げたアイデアにさえ、この編集者は容赦がない。

「没。いい? ヒロインは”媚び”よ。少し気持ち悪くてもいいから、全年齢で、媚び媚びな娘にしなさいな。折角の高校生設定が勿体無い」

「この設定で無茶言うなよゥ」さっきと言ってること全然違うじゃねえか。そんなにちょくちょくヒロインのネタなんか出るかっつーの。

 だが、まあ。向こうもおれも、このまま納得してハイさよならとは行かないだろう。やるしか、ない。


「店員さーん。スマック、もう一杯お願いしまーす」

「ねえ。それって……美味いの?」

「うん? 『甘い』よ。この店にある中じゃ、イチバン」

「ごめん、良く聞こえなかった。おいしいの?」

「いや、だから。甘いんだって。とにかく、ひたすら、あまいの」

「……」


◆ ◆ ◆


「敵討ちが……したいのか。君の父、『栄光の九人』がひとり。マッハバロンの」

「お父様は過去の栄光に溺れたアワレな偶像。貴方でなくとも、いつかこうなると確信しておりました」

 湯気立つ紅茶を前にして、二人の人物が円卓を囲う。

 ひとりは我らがストライカー。外れぬヘルメットを口元だけ観音開きにし、音を立てず器用に啜る。

 もうひとりは英国のハウスメイドめいた改造エプロンドレス纏う可憐な少女。

 腰まで伸びたクセの無い髪、稲妻のように波打つ太眉、トパーズの原石めいて煌めく瞳。落ち着いた物腰と端正な顔立ちは、彼女が上流階級に属する者であることを如実に示している。


「そ・れ・よ・り・もっ」カップを下ろし、彼女が上ずった声で話を切り出して来た。

「テレビでお姿を目にしたあの日から。ずぅっとお慕いしておりましたの。害悪と化した社会のゴミ共を、無慈悲に! 抉り! 嬲り! 焼き尽くす!! そんな愚行をヒーロー蔓延るこの社会で実行する傾奇者!! 嗚呼、唖々……。なんと、悍ましく、ウツクシイ……」

 親を殺されて、怒るどころか気にも留めず、屠った男を恍惚の表情で見やる。裕福ではないながらも、それなりに父母と良好な関係を築いてきた生田誠一ストライカーは、モノの見方の違いに目眩すら覚えてしまう。


「ああ、御免なさい。何分急なもので、自己紹介を忘れておりました。わたくしは――」


※ ※ ※


「駄目だ……。ごめん、やっぱ無理」

「無理って何よ。それこそ、これからじゃない」

 飲みたいから、と奢ってやったスマックをたった一口で突き返し、菜々緒の方が何故だと取り付く。

「いや、いや。読んでて解るでしょ。これ、明らかにおれのカラーじゃないし。結局こいつも猟奇だし」

「でも、信念あるオトコに妄信して猛進するお嬢様、ってのは好きよ。お茶会、カネ持ち、タガの外れた珍妙な言動。最近のトレンドもそこそこ押さえてるのも気に行った」

 スキって、それ完全にあんたの趣味じゃないか。商業的だどーだって言ってた奴が、趣味でヒロインの性格決めちゃ駄目でしょ。


「だからって、描いてる当人がセイギョ出来ないのはまずいじゃない。これが原因で詰まって締切オーバーとかになったら、あんた責任取れるんですか」

 暗くなったなと思い、窓の外に目をやれば、空はどっぷり夜の闇。時刻は八時丁度のあずさ二号。

 正直、もう終わりにして、家でシャワーでも浴びたいところなのだけど、そうは問屋が卸さない。

「まったく、女々しい愚痴をぐちぐちと……」

 おれの不甲斐ない体たらく(思いたくはないが、向こうはそう考えているらしい)を見かね、菜々緒は急に身を乗り出し、おれの携帯端末をひったくる。

「これだからオトコって奴は信用ならない。貸しなさい。この私が手本ってヤツを見せてあげるわ」

「は、はあ」

 そういうんなら、最初っから人任せにせず、自分でやってくれよ。

 なんて言ったら、ひっぱたかれるんだろうなあ。理不尽だけど。


◆◆◆


「情けないねェ。そんなモンかよ」

 精魂尽き果て、みっともなく地に伏すガーディアン・ストライカーを、燃えるような赤毛の少年が壁に押し付け、耳元で侮蔑的に囁く。

 肩口まで伸びたクセの無い髪、稲妻のように波打つ太眉、トパーズの原石めいて美しい瞳。身に纏う紫紺のブレザーは上流階級の子しか通えぬ学び舎のもの。

 それもそのはず。彼はかの『マッハバロン』の一人息子。ヒーローが悪を滅し、高い地位を得たこの社会に於いて、尤も上位に居るべき人間なのだから。


「敵討ちが……したいのか。君の父、『栄光の九人』がひとり。マッハバ」

「うっぜぇなあ。その口閉じてろ」

 霞む意識に喝を入れ、それでも一語をと逸るストライカーの唇と、『彼』のそれとが重なった。


「鉄臭い。乾いてカサカサ、砂利砂利だ」

 唇の血を袖口で拭い、眼前のヘルメットを小突き、彼はへらへらと笑ってこう続く。

「勘違いも甚だしいね。こんなに弱っちいのは予想外だったけど、俺はあんたに感謝してるんだぜ。親父殿が死んで、やっとこの『檻』から解放されるんだ。もう、誰も、俺を馬鹿に出来やしない」


 親を殺されて、怒るどころか喜ぶ子がいようとは。裕福ではないながらも、それなりに父母と良好な関係を築いてきた生田誠一ストライカーは、モノの見方の違いに目眩すら覚えてしまう。


「憶えておけ。マッハバロンの息子じゃない。このガーディアン時代にその名を刻む俺の名は――」


※ ※ ※


「えっと……、そのう。ナナさん?」

「何よ。これからが良い所なのよ。意見が折り合わず、組んず解れつになったストライカーが、彼の制服を破いて胸元が」

「違う違う、そうじゃない」やっぱり、やつに手綱を渡すんじゃなかった。もう、滅茶苦茶だ。

「あんたおれにヒロイン造れって言いましたよね!? なんで性別変わってんだよ!? なんで出合い頭にキス交わしちゃってンの!? 流石にちょっとおかしくない? 頭かココロ、どーにかしちゃった!?」

 というか、あんた趣味そっち?! 確かに、ガーストの挿絵は女の子より、ストライカーやゲストのヒーローに集中していたけど、あれもしかして全部あんたの趣味?!


「ど、どうかしちゃったとは失礼ね……」自分でも行き過ぎたと思ったのだろうか。声にそれまでの覇気がない。「それもあんたがだらしないからでしょう!? もっとちゃんと、芯の通ったヒロインを思い付けてさえいれば!」

「ここへ来て人のせい!? 冗談じゃねぇよ、そもそも言いだしっぺはあんたでしょーが!」


 煮詰まり・ここに・極まれり。互いに文句を叩き付けながら、少し冷えたアタマの反対側でおれは思う。喫茶のテーブルで何時間も、妥協点を見出だせない意見のぶつかり合い。

 現在、午後九時十五分。行けども退けぬ不毛な言い争いは永遠と続く――。

 かに思われた、が。


◆ ◆ ◆


「やっはろー。さっすがガーディアンごろしの大悪党。ゾンビみたいにしぶといねー」

 精魂尽き果て、みっともなく地に伏すガーディアン・ストライカーを、燃えるような赤毛の少女が見下ろし、天真爛漫にそう吐き捨てる。

 腰まで伸びたクセの無い髪、細く揃えられた形の良い眉、タンザナイト・ブルーに煌めく円な瞳。身に纏う紫紺のブレザーは上流階級の子しか通えぬ学び舎のもの。

 それもそのはず。彼女はかの『マッハバロン』の一人娘。ヒーローが悪を滅し、高い地位を得たこの社会に於いて、尤も上位に居るべき人間なのだから。


「敵討ちが……したいのか。君の父、『栄光の九人』がひとり。マッハバロンの」

 ヘルメット越しに少女を睨み、力なくそう呟くストライカー。回復能力が鈍り、指の一本さえ動かぬ体たらく。私利私欲の狂人よ。殺戮と逃亡の旅もここまでか。そう、他人事のように独り言ちる。

 だがしかし、目の前の彼女は怯えることも、まして怒りをぶつけるでもなく、動かないストライカーの身体を抱き起こすと、ヘルメットをずらして口元を晒させ、躊躇いなく殺戮者と口吻を交わす。


「な・に・を」

「動かないで」

 一方的に舌を絡め、己が体液を彼の喉元に送り込む。今の今までガス欠を起こしていた回復機能が目を覚まし、動かぬ四肢に力が篭もる。

 これが彼女の、マッハバロンの娘が待つ『能力』か。


 傷が癒えたのを見計らって顔を離し、再びストライカーと向かい合う。一点の曇もないその目からは、少なくとも父の仇を討つような意志は見られない。


「これで、あたしもめでたく犯罪者の仲間入り。貴方に取っては貸し一つ。ねぇ、連れて行ってよ。その血塗られた旅路のお伴にさ」

「何を……言ってる……?」

「そりゃあ、言葉通りの意味よ。パパが死んで、あたしを縛るシガラミは無くなった。責任取ってよねえ、厚顔無恥なヒトゴロシ」


 殺す気は無いが、赦す気も無いということか。愛らしい姿は薄皮だけで、裏に如何な顔を隠し持っているのだろう。考えるだけで怖気が立つ。

 何にせよ、連れてゆかねば自分に取って『不利』になる。それだけはストライカーにも理解できた。彼は適当な言葉を見つけ出せず、ただ首を縦に振る。


「交渉成立。今後とも宜しくね、おにーさん」


 ――あ、そうそう。一緒に旅するんなら名前もちゃんと言わなきゃだよね。あたしはね。


※ ※ ※



「何だよ。今度こそ、オーダー通りにやったつもりだぜ」

「それは良い。良いのだけど」


 時刻は間もなく午後十時。机の上にはスマックの瓶が七つ。閉店時刻を告げる蛍の光がループを繰り返し、既にオーダーストップの掛かったギリギリに、最後の望みを託して放った渾身のネタフリ。

 これまで提示した総てをミキサーにかけ、冷蔵して成形したようなものだけど、これがなかなか、動かしやすく纏まった。

 見た目天真爛漫に見えてその実、マッハバロンにも、それを殺したストライカーにも一物持っていそうな、危うげな印象を持ったキャラクター。これなら長期で出張っても戦って行ける。

 のはいいが、この娘、なんだか既視感があるんだよな……。


「ねぇ。貴方これ、完全に『茉莉』でしょ」

 そうそう、それそれ。言われてやっと確信が持てた。自分で書いてて何だけど、マツリのやつにソックリなんだよなあ。キャラクタは書き手の人生経験から産まれるもの。女性と言えばあいつくらいしか身近に居なかった以上、影響されるのは仕方のないことかも知れない。


「で。やっぱり没ですか」

「そうしたいのは山々だけど……」菜々緒の顔には明らかな困惑が透けて見える。何か、判断を迷った曇り顔。

「あまり無理強いして、代筆者に負担を掛けるのも酷ですものね。ま。この辺で妥協してあげますか」

「妥協、って」散々没入れといてよく言うぜ。「言質は取りましたよ。じゃあ、次回からはこいつで」

「その前に」逸るおれを右手を突き出し遮ると。「名前。ここまで来たらカッコカリじゃなく、きっちりはっきり決めましょう」


「ナマエ……」ここまで条件が揃ったら、もう決まりみたいなものだけど。

「茉莉花。このお話には”華”が無いって言うんだろ。なら、マツリに花を足して、マツリカ」

「頓智で上手くまとめたわね」同意の声に嫌味がない。マツリと絡めたネーミングのお蔭かな。

「O.K。マッハバロンの本名と併せて、神永・茉莉花まつりか。貴方にしては、よくやったと褒めてあげる」

「そうですか。そりゃどうも」仕事帰りに呼び付けといて、アイデア固めた功労者に掛ける言葉が上から目線。ああ気に入らないったら、気に入らん。



(しかし……)

 これでやっと眠れるぜと安堵する反面、名目上死人であるマツリを物語に登場させてよいものか。まあ、書いているは夢野美杉(マツリ)であっておれじゃないし、お伺いを立てる相手も今はいない。

 不意に、以前呑みでおちゃらけていた時のことを思い出す。


 ――いいんじゃない? 面白くなるんなら、使えるモノは何だって活用すべき。躊躇ってチャンスを逃す方がよっぽど馬鹿らしいって。


 あれは一体、いつの時だったっけ。メルシィたちと二次創作サークルみたいなのを始めて、その時意見を求めた頃か。まったく、とんでもないヤツだよお前は。もういないってのに、根っこの所で的確に助言をくれるんだからさ。



 神永茉莉花。良い名前だ。女の子を書くのは不得手だけど……。挑戦してみる価値はある。

 元々何も告げずに消えた身。連載を永らえさせるためなのだ。文字通り、名義くらいは貸してもらうぜマツリさん。


 笑われる、のではなく、笑ってもらう小説っていうのは本当に難しい。

 元々一本の話を無理に分割したせいか、またも後半だけ妙に長くなってしまってすみません。


 次回作は今のところ未定です。

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