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夕焼け色の涙 ― Sin and day-to-day ―  作者: 夜月 綺羅
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プロローグ


プロローグ


その日の夕焼けは、私の涙を光らせた。 一人だけの公園と、切ない君の後ろ姿。


前にもあったこがある。走っていく彼の姿に、手を伸ばせなかったあの日。


私は、あと何回続ければこんな日々が無くなるのだろうか。


こんなことならいっそ……




    「……恋なんて…しなければ良かった…」


そんな独り言さえ、誰も応えてこれる人はいない。





涙で滲むその声は、私の心に沁みた。






☆・゜*.+・゜*.+・゜*.+・゜*.☆・゜*.+・゜*.+・゜*.+・゜*.・゜*.+・゜*.+・゜*.+・゜*.☆・゜*.+・゜*.+・゜



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