表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ZEUS~ゼウス~  作者: 銀虎
1/1

第一話

 俺の名前は黒野京一(くろのけいいち)。都内の高校に通っている高校一年生の16歳だ。


 そんな俺の半生だが、俺は都内のとある病院で産まれた。しかし、俺の両親はその後すぐ、交通事故で死んでしまったらしい。だから、俺は都心から少し外れた田舎町で爺ちゃんと婆ちゃんに育てられた。

 ただ、爺ちゃんは去年の夏に死んでしまった。


 そんな俺は今年の春、婆ちゃんの元を離れて一人暮らしを始めた。最初の頃は寂しいし、家で一人の婆ちゃんが心配だったから帰ろうとしたときもあった。でも、それから約半年が経った今はもう大丈夫だ。


 なぜなら、俺にはこの半年で多くの友人が出来たからだ。一人暮らしにも少しずつ慣れてきて、今は友人に囲まれてとても楽しい日々を送っている。


 こんな生活が出来るのも、毎月仕送りを送ってくれる婆ちゃんのおかげだ。本当に婆ちゃんには感謝している。


 ところで、話は変わるがそんな俺は今、とても困った状況に陥っている。そのために、今俺は夜の住宅街を疾走している。

そして、そんな俺を正体不明の幽霊らしき奴らが10体ほど追いかけてきている。そんな逃走劇をかれこれもう10分ほど続けている。これが困った状況だ。


 何故この様になったのかは俺にも分からない。でも、こうなるまでの状況を説明する必要はあるだろう。そのためには、時間を10分ほど遡る必要がある。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ