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喫茶店の恋  作者: 尖角
17/18

お互いに

 「実は俺も好きだったんだ!」


 私はこの言葉を聞いた瞬間、自分の耳を疑った。






 喫茶店でバイトをしている人を好きになった私。


 しかし、その想いは無駄ではなかったのだ。


 私が好きになった彼は、いつからだったのかは知らないが、私のことを想っていてくれたらしい。


 ようは、両想いということである。


 「嘘でしょ?」


 私は、彼に言葉を告げた。


 もう、本当に自分の耳が信じられなくて、、、


 彼の言っていることが現実だとはとても思えなくて、、、


 私は“再確認”という手段をとってしまった。






 すると、彼は照れながら、「何度も言わせないでくれよ」「告白っていうのは恥ずかしいいんだから」と言った。

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