喫茶店の恋

ゲームセンター

　彼等は、私が思ったよりも早く見つかった。

　どうやら、喫茶店の近くの高校出身で今は大学生になっている、私の同級生だった。

　もちろん、私は彼等と高校は違う。

　だから、彼等がどこの誰かを探さなければいけなかった。

　まず、私は近くを通りかかった高校生に、「カズと呼ばれている人が、病院に送られたっていう話を知らない？」と聞いた。

　すると、「そんな話は知らないけど、カズ先輩なら、すぐそこのゲームセンターにいると思うよ？」とある高校生が教えてくれた。

　私は、教えてもらったカズ君がよく行っていたゲームセンターに、足を運ぶことにした。

　彼等から見れば、後輩にあたる生徒たちは、なかなか先輩として尊敬しているらしい。

　要するに、彼等は人望のある？人達だと言うことだ。

　まぁ、そんなことは置いておき、

　私は、教えてもらったゲームセンターに到着した。