第四話 海!!
まだ海の時期じゃないんですけどね・・・今は。
前作に引き続き季節感無視してます。(もうあきれるしかないですね・・・。)
こうして、真琴たちは海へとやってきた。なんとか女性水着は阻止した真琴だったが・・・・。
「あの・・・なんでパーカー着なきゃいけないんですか・・・暑いんですけど。」
「だめー。琴ちゃんが焼けるのはダメ―。似合わないからだめー。」
「似合わないからですか!?」
「今はやりのUVカットのパーカーだよん!!」
「そんな情報要りません!!大体こんなの来てるの女の子に多いじゃないですか!!」
「そりゃ男は普通焼くでしょ?」
そういうのなら僕は焼く側になるんじゃないんですか・・・。真琴は横にいてそう言ってる護に心の中でそう思った。口には出さないが・・・・。
「そういえば・・・翔さんたちはいずこに?」
「要一ははじめっから来てないよね、焼くと仕事に支障出るからって。」
別荘に一緒に来た長谷部要一は、有名モデルなのであった。
「優は、海の家で寝てるしー。」
何しに来たんだあの人は・・・・・。
「翔と充は・・・ほら、あそこ。」
そう言って護が指差したのは真琴たちから少し離れた浜辺。そこにひときわ目立つ女の人たちの群れ。そしてその中心に、2人がいた。
「うわ・・・・・・・やっぱりあの二人もモテるんですね・・・・。」
「・・・・・・・妬けちゃう?」
「べ・・・べつに・・・・・。っていうか、護さんはいいんですか?ナンパしないで・・・。」
「あはは、女の子には困ってないからねー。」
「そうですか・・・・・。」
笑いながら言うあなたが怖いです。いろんな意味で・・・・。
「あーあー、ありゃ充いらついてるねぇ。」
確かに充の眉間には深いしわが寄っている。あれは不機嫌であるサインだ。翔はひきつりながらも笑顔で対応してるが・・・・。
「さ、救世主いってらっしゃーい!!」
といって、真琴のほうに向いた護・・・・。
「はい?」
「その人は彼氏なの!!っていっておいでよ。」
「そんなこと言えるわけないでしょうに!!!!どんな目で見られるかわからないですよ!!何考えてるんですか!!護さんが言ってきてくださいよ。」
「翔は彼氏でーすって?」
「そうじゃなくて・・・・てか、それはそれでなんか嫌です・・・・。」
「だよねー。俺もそう思う。じゃ、やっぱり琴ちゃんがいくしかないねー。」
「ええっ・・・・。」
「大丈夫大丈夫。僕って言わなきゃ分かんないし。翔がうまくやってくれるから・・・たぶん。」
「多分って言ってるのにですかぁ?」
「はい、いってみよー!!」
「うええええええええ・・・・・・・。」
ということで、翔のほうにてくてく向かっていく。すらりとした女性たちは、真琴より少し身長が高い・・・。若干伸びたもののいまだ160の壁は大きい。うう・・・これじゃあ翔さんに気がついてもらえない・・・・。
そう思った真琴はぴょこぴょこその場で跳ねた。跳ねてもやっと顔が出るかどうかぐらいなのだが・・・・。それに翔は気がついた。
「あ・・・ごめん・・・ちょっと・・・・。」
翔が人込みをかき分けて真琴のほうに来た。充もそれに続く。そして、ひょいっと真琴を抱きあげた。
「ふぁ!?」
「しーっ、話あわせて。」
「はい?」
「その子なーに?」
女性の一人が聞いた。
「俺の彼女。だから居るって言ったじゃん。だからごめんよ、この子だけは裏切れないんだわ。じゃ、行くぞ。」
「は・・・はい。」
「充も行くぞー!」
「うん。」
真琴を抱えあげたまま、翔はその場を後にした。後ろからは残念がる女の人たちの声が聞こえてくる。
「いやぁ・・・・真琴がそれ(パーカー)着てて助かった。それ着てたら女か男かなんか分かんねーもんな。」
「そうですか?というか、おろしてくださいよぉ・・・。」
「いいじゃんかこのまんまでもさ。助けに来てくれてサンキュ。」
「ほんと、あれ以上迫ってくるならキレてたかもしんない。」
「そこまでだったんですか・・・・。」
そして真琴たちは、護のところに戻ってきた。
「よーっし、みんな揃ったね!じゃ、じゃんけんしようさいしょは!!」
「え・・・・?」
「は?」
「意味分かんないんだけど・・・・。」
突然始まったじゃんけんに、状況が読みこない真琴たちは反射的に手を出していた。
とくに意味はないですけど、書きたくなった海ネタ。
季節感ゼロですみません。また今年も暑くなりそうですね・・・(汗)




