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Magical Encounter Ⅱ  作者: 朝比奈 黎兎
第一章  『暗躍』
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第四話   海!!

まだ海の時期じゃないんですけどね・・・今は。


前作に引き続き季節感無視してます。(もうあきれるしかないですね・・・。)


 こうして、真琴たちは海へとやってきた。なんとか女性水着は阻止した真琴だったが・・・・。


「あの・・・なんでパーカー着なきゃいけないんですか・・・暑いんですけど。」

「だめー。琴ちゃんが焼けるのはダメ―。似合わないからだめー。」

「似合わないからですか!?」

「今はやりのUVカットのパーカーだよん!!」

「そんな情報要りません!!大体こんなの来てるの女の子に多いじゃないですか!!」

「そりゃ男は普通焼くでしょ?」


そういうのなら僕は焼く側になるんじゃないんですか・・・。真琴は横にいてそう言ってる護に心の中でそう思った。口には出さないが・・・・。


「そういえば・・・翔さんたちはいずこに?」

「要一ははじめっから来てないよね、焼くと仕事に支障出るからって。」


別荘に一緒に来た長谷部要一は、有名モデルなのであった。


「優は、海の家で寝てるしー。」


何しに来たんだあの人は・・・・・。


「翔と充は・・・ほら、あそこ。」


そう言って護が指差したのは真琴たちから少し離れた浜辺。そこにひときわ目立つ女の人たちの群れ。そしてその中心に、2人がいた。


「うわ・・・・・・・やっぱりあの二人もモテるんですね・・・・。」

「・・・・・・・妬けちゃう?」

「べ・・・べつに・・・・・。っていうか、護さんはいいんですか?ナンパしないで・・・。」

「あはは、女の子には困ってないからねー。」

「そうですか・・・・・。」


笑いながら言うあなたが怖いです。いろんな意味で・・・・。


「あーあー、ありゃ充いらついてるねぇ。」


確かに充の眉間には深いしわが寄っている。あれは不機嫌であるサインだ。翔はひきつりながらも笑顔で対応してるが・・・・。


「さ、救世主いってらっしゃーい!!」


といって、真琴のほうに向いた護・・・・。


「はい?」

「その人は彼氏なの!!っていっておいでよ。」

「そんなこと言えるわけないでしょうに!!!!どんな目で見られるかわからないですよ!!何考えてるんですか!!護さんが言ってきてくださいよ。」

「翔は彼氏でーすって?」

「そうじゃなくて・・・・てか、それはそれでなんか嫌です・・・・。」

「だよねー。俺もそう思う。じゃ、やっぱり琴ちゃんがいくしかないねー。」

「ええっ・・・・。」

「大丈夫大丈夫。僕って言わなきゃ分かんないし。翔がうまくやってくれるから・・・たぶん。」

「多分って言ってるのにですかぁ?」

「はい、いってみよー!!」

「うええええええええ・・・・・・・。」


ということで、翔のほうにてくてく向かっていく。すらりとした女性たちは、真琴より少し身長が高い・・・。若干伸びたもののいまだ160の壁は大きい。うう・・・これじゃあ翔さんに気がついてもらえない・・・・。


そう思った真琴はぴょこぴょこその場で跳ねた。跳ねてもやっと顔が出るかどうかぐらいなのだが・・・・。それに翔は気がついた。


「あ・・・ごめん・・・ちょっと・・・・。」


翔が人込みをかき分けて真琴のほうに来た。充もそれに続く。そして、ひょいっと真琴を抱きあげた。


「ふぁ!?」

「しーっ、話あわせて。」

「はい?」


「その子なーに?」


女性の一人が聞いた。


「俺の彼女。だから居るって言ったじゃん。だからごめんよ、この子だけは裏切れないんだわ。じゃ、行くぞ。」

「は・・・はい。」

「充も行くぞー!」

「うん。」


真琴を抱えあげたまま、翔はその場を後にした。後ろからは残念がる女の人たちの声が聞こえてくる。


「いやぁ・・・・真琴がそれ(パーカー)着てて助かった。それ着てたら女か男かなんか分かんねーもんな。」

「そうですか?というか、おろしてくださいよぉ・・・。」

「いいじゃんかこのまんまでもさ。助けに来てくれてサンキュ。」

「ほんと、あれ以上迫ってくるならキレてたかもしんない。」

「そこまでだったんですか・・・・。」


そして真琴たちは、護のところに戻ってきた。


「よーっし、みんな揃ったね!じゃ、じゃんけんしようさいしょは!!」

「え・・・・?」

「は?」

「意味分かんないんだけど・・・・。」


突然始まったじゃんけんに、状況が読みこない真琴たちは反射的に手を出していた。

とくに意味はないですけど、書きたくなった海ネタ。


季節感ゼロですみません。また今年も暑くなりそうですね・・・(汗)

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