第三話 思惑
ちょっと真琴たちから離れまして、一話に出てきた最後のキャラの話。
ああ、なんであそこにいるのが僕じゃないのかなぁ。
あそこにいなきゃいけないのは、あいつじゃない、僕なのにね。
僕にはあの人が必要だ。あの人じゃなきゃだめなんだよ。
だめなのに、なんでぼくじゃなくあんな平和ボケがいるんだろ。
あの人は平和なんか似合わないよ。
だって僕と同じ、闇に染まらなきゃいけない人だもん。
光なんかいらないよね。この世は闇に支配されればいいんだもん。
光なんかそんな甘いものいらないし、そんなもの虫唾が走る。
気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い
「やっと見つけたんだ。僕を解放してくれる人。今まで何人も試したけど、ぜんぜんだめ。みんな手にした力怖がるんだもん。それにそんな生半可な力じゃ僕とは釣り合わないよ。あのひとなら・・・きっと・・・・。」
どんなことをしてでも手に入れたい。
これって愛なのかな?
愛だよね。
「早く一緒になりたいな・・・・・・僕の運命の人。」
かしゃんとワイングラスを床に落とす
何も入っていないそれはただガラスが砕けただけ
「あんな奴壊れちゃえ・・・・壊れればあの人は僕だけのもの・・・早く一緒になりたいな・・・一つになりたい・・・・ねぇ・・・早く僕だけのものになって・・・・。」
くくっと笑いながらひび入った鏡の中の自分を見る
「僕はこんな風に封じられてるんだ。何層も何層もほんとの僕は鎖に繋がれて・・・外に出れないんだよ・・・かわいそうだよね・・・・あの人もそう思ってくれる・・・見てればわかるもん・・・ねぇ・・・早く来て・・・・そして・・・僕を解放して・・・・外に・・・・。」
そう言って、彼は忌々しい陽光照りつける外に飛び出した。
うはぁ・・・・なんだこのキャラはぁ!?
うん、君が一番気持ち悪い。(おいおい)




