第二十四話 ずっとずっと・・・・
うっそ・・・・・
嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ・・・・
「なんで・・・・どうして・・・・だって・・・・僕のこと・・・・。」
「俺も・・・・それ分かんない・・・・けど・・・っ・・・お前が苦しんでる声・・・聞くの・・・だめなんだ・・・・。」
真琴ががれきにつぶされる直前、真琴をかばうように覆いかぶさったのは・・・・・・翔だった。
「でも・・・なんでこんな・・・・こんな危険な・・・なんで助けるんですか・・・なんで・・・。」
「理由なんか・・・ないに決まってるじゃんか・・・・助けたかったから助けただけ・・・。真琴を失うなんか・・・・いやだ・・・。」
なんで・・・・ぼくなんかを・・・だって僕は
何もできないんです
何もできてないんです
一人じゃ何もできないんです
ただ誰かを苦しめてばかりなんです
迷惑かけて
心配させて
大切なものも守れないで・・・
それなのに、こんなになって僕を守ってくれた・・・・
こんな僕を・・・・・
「ごめ・・・・ごめんな・・・さ・・・翔さ・・・っうぅ・・・・ごめ・・なさっ・・・いぃ・・。」
「泣くなって・・・俺のほうが・・・謝んなきゃいけ・・・・ないんだ・・・・から・・・。」
泣かせた
苦しめた
傷つけた
体も心も
ずたずたに・・・・
守るって言っておいて
逆に傷つけて・・・
そして今度は・・・・
あのときの言葉も守れない・・・・
ごめん真琴・・・・ほんとに・・・・・・ごめん・・・・俺・・・・
「・・・ごめ・・・真琴・・・・・ずっと・・・一緒にいてやる・・・っていったのに・・・俺・・・も・・・だめか・・・もしんない・・・。」
「え・・・・え・・・・・かけ・・・翔さ・・・・?」
ずしりと、がれきの間にあった真琴の体に翔の全体重がのしかかった。力が抜けたその体は徐々にぬくもりがなくなってきていた。徐々に徐々に・・・・・・・ゆっくりと・・・・・。
「かけ・・・翔さ・・・やだ・・・・や・・・・うそ・・・・やだ・・・・やだああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
ごめんな・・・・ずっと一緒にいられなくて・・・・・・・・・・・




