第十一話 無意識に追い求めて
お久しぶりです。5日間ほど放置してしまい大変すみません。
今回は護視点な感じでしょうか・・・?
朝になったから、俺は最近の日課になった琴ちゃんの部屋に向かった。彼を起こすために、そしてちゃんといることを確認するために。
琴ちゃんはあれ以降、外にほとんど出てこなくなった。出てくるのはふろとトイレくらい。でもあまり顔を合わせたくないみたいだから俺はあえて会わないようにしてる。それだけ傷ついてるんだと思ったからね。
でもその日は違った。
いつもはノックすればかすれた声で挨拶が返ってくるのに、今日は静まり返っていて、何の返事もない。何度かノックを繰り返しても、返事がないのに変わりない。
一瞬嫌な予感が過ぎ去って俺は部屋のドアを開けた。
そこに琴ちゃんはいなかった。
あわてて部屋の中に入ってくまなく探したけど、どこにもいない。でも家から出てった気配はない。
「琴ちゃん?」
俺は家じゅうを見て回った。リビング、キッチン、トイレ、風呂場。でもどこにも琴ちゃんの姿はない。
もう一回琴ちゃんの部屋を探そうと思って二階に行った時、翔の部屋のドアがかすかに開いていることに気がついた。
俺はすぐにそこに向かって、ドアを開いた。
そこに、琴ちゃんがいた。
翔のベットの上で枕にしがみついて眠ってた。
寝てるのに、涙が次々にあふれてきてるその姿は痛々しかった。
苦しいね。
さびしいね。
たぶん琴ちゃんがここに来たのは無意識。少しでも翔を感じていたくて此処に来たんだろう。
それほどまでこの子の心は危うい。
時間がたてばたつほど、この子の心は壊れていってる。
そんなこと進行させつるわけにはいかない。
「絶対に見つけて、連れ戻そうね・・・・琴ちゃん。」
今もなお涙を流すその小さな彼の頭を、護は優しくなでた。
彷徨う真琴。
あんまり物語が進まないのはご了承ください。m(_ _)m




