【採点募集中】素人の純文学描写部屋1~言ってしまった言葉のあとに~
もう、あなたなんて大嫌い──。
そう言ってしまってから、私は必死に街を走った。
本当はそんなこと、言うつもりはなかった。
だけど、だんだん喧嘩がヒートアップしていくうちに、つい口からこぼれてしまった。
けれど、もう言ってしまった言葉を口に戻すことはできない。なかったことにはできないのだ。
喧嘩のきっかけはささいなことだった。
私は走るのをやめ、とぼとぼと歩きはじめた。
空を飛ぶ鳥が、茜色の画用紙の上に置いた黒い折り紙のような気がした。そびえ立つビルも、ただの紙で、笑う人も、ただの人形で──。
もしそうだったらどれだけよかっただろう。
ガラス張りのビルには、もう沈みかけている太陽の光が反射して、温かい色を出しながら、それでも、その光は私には眩しすぎて、私は目をそらした。
楽しそうに笑い合いながら私のそばを歩いていく学生達も、会社帰りで達成感に満たされているサラリーマンも、全部、全部、私には眩しすぎた。
だんだん太陽は沈み、闇で覆われる。
飛んでいた鳥はいつの間にかいなくなり、唯一暖かかった太陽の光でさえも、もう消えてしまった──。
お読みくださりありがとうございました!
ぜひ、素人が描いた情景・心情描写を評価で採点していただきたいです!
※例
☆なし:こんな作品に☆なんてあげない
☆1:下手だけど1個くらいなら
☆2:まぁまぁかな
☆3:普通
☆4:割といいかも?
☆5:良い
採点お待ちしております!




