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第90話 EXステージ③


 MAB(マブ)戦で飛ぶ順番を考慮し、それぞれが配置につく。


 ソルシュガは先鋒はシオちゃんことレイ、次鋒はサトちゃんことルミちゃん。

 サトちゃんは白と黒の大胆に胸元と脇が開いたドレス、シオちゃんは緑と朱のアクセントが効いたミニスカと脇が開いた巫女服を着ている。


 対戦相手の先鋒は王子プリンスことD(ダンジョン)・ユ〇ル、次鋒は皇帝カイザーことD(ダンジョン)・プルシ〇ンコ。


 D(ダンジョン)・プルシ〇ンコは中世の軍人のようなキラキラした服を着て、王子プリンスことD(ダンジョン)・ユ〇ルは陰陽師が着るような恰好をしている。


最初の種目:四回転ルッツ


 シオちゃんと王子プリンスは互いに左足で後ろ向きに滑走すべり始める。

銃剣を持っているのはシオちゃん、両手に日本刀を持っているのは王子プリンス


 交差した瞬間、一瞬の攻防が起こり火花が散る。


〝一瞬、何が起きたか分からなった〝

〝スローだと剣と刀で切り合った〝

〝そしてこの後、飛ぶのか……〝


 右足のスケート靴のギザギザを使いジャンプをする。空中で互いに回転しながら、剣と刀と高速回転させぶつけ合う。


 同時に、審査員たちも与えられた仕事をする。


 審査員の判定結果が表示される。


シオちゃん:審議中

王子プリンス:審議中


〝ダンジョンさんの俯瞰カメラだと互いに回転数が足りなかった模様〝

〝そりゃ、回転しながら切り合ってますからね〝

〝審査員も必死やなぁ……〝


 2人が降りると、次鋒に入れ替わる。


二種目:五回転トゥーループ+四回転トゥーループ+三回転トゥーループ


 サトちゃんが持つ武器は、氷蟷螂アイスマンティスの鎌と地雷竹じらいたけ


 対する皇帝カイザーは、RPG-7とAK-47。


〝ひぇ……〝

〝互いに殺意マシマシで草ww〝

〝これで飛ぶのかぁ……〝


 超接近しながら、互いに右足で後ろ向きに滑走すべり、左足のスケート靴ギザギザを使いジャンプが繰り返される。

 ジャンプ前後で、氷蟷螂アイスマンティスの鎌、地雷竹じらいたけ、RPG-7とAK-47で互いに攻撃が行われる。


 空中で大爆発が起こり、金属が氷に落ちる音が響く。互いに服の一部が焼けたり、擦り切れている。


審査員の判定結果が表示される。

サトちゃん:□

皇帝カイザー:□


〝成功!これは人類史に残る戦いやな!〝

〝超スローで見たけど、AK-47で撃ち、鎌で弾を落としながら、切りつけているのかよ!そして、地雷竹じらいたけを投げてRPG-7と相殺させているのかよ〝

〝Grade of Execution(GOE)は両者とも最高値を出しているん……〝


 なぉ、シオちゃんと王子プリンスさんは、2人の攻撃に巻き込まれて、両者とも転倒している。

 だって、突如として目の前にロケランと地雷竹じらいたけが飛んでくるのだから避けようが無い。


 いや、何とか避けたのだが、爆風で吹き飛ばされたという表現が正しい……。


〝後ろの2人が巻き込まれて居て草ww〝

〝理不尽すぎるやろww〝

〝せっかくの服がボロボロで草ww〝


 吹き飛ばされた2人は、互いに服はボロボロで、お肌の色んな所が見え始めている。


 シオちゃん好きのおっきなお友達はボロボロになった巫女服に興奮し右手を股間に滑走すべらせ、王子プリンス好きの第七層の雪女きじょみたいな女性陣はプリンスの大胸筋に子宮を興奮させながら、画像を保存し始める。


 D(ダンジョン)・ユ〇ルは、本物よりも5倍の強化力エネルギーゲインを持つ、D(ダンジョン)の意思を持つ強化模倣品チェーンアップコピーであるがコピー元と同じ位に魅力的。


 ファンとして、これは許容されるのか?


 される、子宮が恋に落ちれば全ては許容される。

【子宮で恋愛】というドラマが一般社会に受け入れられる事がその証左エビデンス


 脱線したが、三種目:四回転アクセル


〝三種目開始前ですでにボロボロww〝

〝可哀そうすぎるww〝

〝さぁ、飛べるのか楽しみやな!〝


 互いに、前向きに滑走すべり始めるが、最初の時のようにバチバチと戦う気力は無いようだが、銃剣と刀を出しフリーな脚を振り上げて飛ぶ。


 飛んだ瞬間に、銃剣と刀がぶつかり、火花が飛び散らせながらも無事に着氷する。


審査員の判定結果が表示される。

シオちゃん:□

王子プリンス:□


〝両方とも成功!〝

〝頑張った!〝

〝ただ、GOEは低いか……〝


 サトちゃんと皇帝カイザーに入れ替わり、次の種目が開始される。


次回 EXステージ④

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