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私にとってのリコリス様(9話)

☆嫌われ悪役令嬢に転生してしまった件☆


(悪役令嬢転生物)


(百合に注意)


☆9話☆



~リコリスの専属メイドのアン・ボネの目線~


私は、リコリス様に拾われてリコリス様の専属のメイドになりました。


あの時の事は、今でも覚えています……



「うぅ……寒いです……


このまま、私は死ぬのでしょうか……?」



私の両親は、戦争で死にました。


盗みや食べ物を拾ったりどうにか生きていきました。


でも最近、食べ物を食べる事もできないで住むところを追われて空腹と寒さで街の隅で倒れてうずくまりました。


私は、意識が薄れていき死ぬのだと理解しました。


でも誰かが私の両手を握り締めました。



「お姉ちゃん、大丈夫ですか?


お腹がすいているのですか?


宜しかったらパンを食べて下さい」



3歳ぐらいの女の子は、私の両手を握り締めて心配そうに私を見つめました。


そして鞄からパンを出して私に渡してくれました。


私は、意識をもうろうとしながら女の子の差し出したパンを食べると満腹に安心をして意識を失いました。


気がつくと知らないベッドの上でした。



「良かったです、お姉ちゃん、気がついたのですね。


ここは、リコリスの部屋ですよ。


ですから安心をして下さい」



リコリスちゃんは、私が気がついたのを見て安心をしたように微笑みました。



「何で私を助けてくれたのですか……?」



私は、リコリスちゃんが私を助けてくれた理由が解らなくて戸惑いながらリコリスちゃんを見つめました。



「困っている人を助けるのは、当たり前です。


ねぇ、お姉ちゃん、行くところがないならば私の専属メイドになりませんか?


お姉ちゃんみたいに人だったら私の側にいてほしいです。


その……駄目でしょうか……?」



リコリスちゃんは、私がメイドの仕事を断るかもって思い不安そうに私を見つめました。



「えっ!?


わ、私なんかをリコリスちゃんのメイドとして雇ってくれるのですか!?」



私は、リコリスちゃんのメイドに雇ってくれるって言葉を聞いて慌てたようにおどおどとしました。



「はい、そうです。


お姉ちゃんは、リコリスが雇いたいって思った人です。


ですから自分の事を蔑ますような言い方をしないでください」



リコリスちゃんは、怒ったように両手を腰に当てて私に詰め寄りじっと睨むように私を見つめました。



「す、すいません……


そ、その……私をリコリスちゃんのメイドとして雇ってください」



私は、頭を下げてリコリスちゃんにメイドとして雇ってほしい事をお願いしました。



「はい、良いですよ。


お姉ちゃん、メイドとして働いてくださいね。


あっ、自己紹介がまだでしたね。


リコリスの名前は、リコリス・ジラールと言います。


宜しかったらお姉ちゃんの名前も教えてください」



リコリスちゃんは、ニッコリと笑い自己紹介をしました。


そして目をうるわせて上目遣いで私を見つめて私の名前を質問をしました。



「リコリス様……


わ、私の名前は、アン・ボネと言います」



私は、リコリス様の名前を小声で呟きました。


そして自分の両手を前で握り締めて自己紹介をしました。



「それならばよろしくお願いしますね、アンお姉ちゃん!」



リコリス様は、私の両手を握り締めてニッコリと笑いました。



「は、はい、よろしくお願いします、リコリス様」



私は、リコリス様に両手を握り締められて恥ずかしそうに顔を赤らめて照れ笑いを浮かべました。


こうして私は、リコリス様のメイドとして働く事になりました。


でもメイドとして働くのは、初めてで仕事が失敗ばかりでした。



「きゃっ!?


す、すいません、リコリス様、直ぐに片付けます!?」



私は、リコリス様の為に紅茶とお菓子をのせた台車を持って来ると足を滑らせて台車をひっくり返して転けました。


私は、慌てて散らかした紅茶とお菓子を片付けようとしました。


でもいきなりリコリス様が私を抱き締めました。



「えっ……?


リコリス様、どうかされましたか……?」



私は、いきなりリコリス様に抱き締められて戸惑いました。



「アンお姉ちゃん、まず深呼吸をしてください」



リコリス様は、私が戸惑ったのを見て私を離してニッコリと笑い深呼吸をするのをお願いしました。



「は、はい……


すーー……はーー……すーー……はーー……」



私は、リコリス様のお願いを聞いてリコリス様の言う通りに深呼吸をしました。



「アンお姉ちゃん、落ち着きましたか?」



リコリス様は、じっと私を見つめて落ち着いたのか質問をしました。



「は、はい、落ち着きました……」



私は、小さく頷いて落ち着いた事を知らせました。



「アンお姉ちゃん、何かをする前に1回深呼吸をしてください。


急いだり早く仕事をする必要がありませんよ。


自分のペースでゆっくりと仕事をすれば良いのですよ。


そのうちに仕事ができるようになります。


ですから安心をしてくださいね」



リコリス様は、私の手を握り締めてニッコリと笑い仕事を急いでする必要がない事を知らせました。



「リコリス様……


解りました、深呼吸をして落ち着いて仕事をします」




私は、リコリス様の気持ちが嬉しくてニッコリと笑い落ち着いてする事を知らせました。



「はい、よろしくお願いしますね、アンお姉ちゃん」



リコリス様は、私の気持ちが嬉しそうにニッコリと笑いました。


私は、リコリス様の言う通りに仕事をする前に深呼吸して仕事をしている失敗も減り仕事も色々とできるようになりました。


そして気がつくとメイド長になっていました。


それからしばらくたったぐらいにリコリス様の人が変わったように残忍無比の残酷の性格になり人々から恐れられるようになりました。


リコリス様から離れていく者達が増えました。


私は、リコリス様に命を救われましたからリコリス様がどんな存在になっても着いていくって心に誓いました。


でもしばらくすると昔のリコリス様に戻りました。


私は、昔のリコリス様が戻ってきてくれて嬉しくなりました。


そんなある日、1人のメイドを連れて来ました。



「リコリス様、そちらの方は、誰ですか?」



私は、どんくさそうな女性の事が気になり女性の事を質問しました。



「こちらの方は、セラ・クレマンさんです。


アキラ様のメイドですが私の専属メイドとして働く事になりました。


アン、セラさんに仕事を教えてあげてください」



リコリス様は、頭を下げてセラに仕事を教える事をお願いしました。



「……解りました、リコリス様がそう望むのでしたらセラにここの仕事を教えします」



私は、セラがリコリス様の専属メイドになるって言葉を聞いて私がリコリス様の専属メイドなのに新しくしかもリコリス様直々にリコリス様の専属メイドにするって言葉を聞いてセラに嫉妬しました。


でもリコリス様がセラを専属メイドにするって決定に嫉妬するだなんでおこがましいって思いセラに嫉妬する気持ちを押し込めました。



「ありがとうございます。


それでは、セラさんの事をよろしくお願いします、アン」



リコリス様は、頭を下げてセラの事をお願いしました。



「はい、セラの事を任せてください、リコリス様」



私は、セラに対する嫉妬の気持ちを押し込むようにニッコリと笑いました。


こうして私は、セラの教育係になりました。


セラは、はっきり言ってどんくさくてメイドとしての資質がないように思いました。


昔の私を見ているようで腹が立ちました。


でもしばらくしてからセラは、何かやる前に深呼吸をして仕事をするようになりました。


そしてセラの失敗が減りました。


リコリス様が私にしてくれたようにセラにも同じようにアドバイスをしたのだと理解しました。


私は、セラがリコリス様にアドバイスを受けるだなんて羨ましいって思い嫉妬しました。


それからしばらくしてリコリス様が私に会いに来ました。



「アン、少しだけよろしいでしょうか?」



リコリス様は、控え目に私に話し掛けました。



「リコリス様、どうかさせれましたか?」




私は、リコリス様が私に会いに来るのが珍しくて不思議そうにきょとんと首を傾げました。



「セラさんの事ですが……


どうですか?


ちゃんとメイドの仕事をしていますか?」



リコリス様は、セラさんがメイドの仕事をちゃんとしているのか心配で私に会いに来たみたいでした。



「……リコリス様、セラに何か言いましたか?」



私は、セラが変わったのがリコリス様のおかげだと思いじっとリコリス様を見つめました。



「え、えっと……セラさんに少しだけアドバイスをしました。


駄目でしたでしょうか……?」



リコリス様は、自分が間違った事をしたかもって思い不安そうに私を見つめました。



「いえ、駄目でありません。


そうですか……今回も私にしてくれたようにしてくれたようにセラにもしてくれてのですね……


少しだけセラに妬けますね……


あっ、セラの事ですね。


まだ足りないところがありますが優秀なメイドとして役立ってくれていますよ」



私は、優しく微笑んでセラが役に立っている事を知らせました。



「それならば良かったです……」



リコリス様は、セラがちゃんと仕事をしているのを知って安心をしたように微笑みました



「リコリス様の手をわずらわせてすいません。


本当ならばリコリス様の専属メイドの私がセラさんの事を面倒を見ないといけませんのに……」



私は、セラに嫉妬したせいであんまりセラにちゃんとあんまり仕事を教えなかったから頭を下げてセラの事で迷惑をかけた事を謝りました。



「いえ、気にしないで下さい。


セラさんを雇うって決めたのは、私です。


ですからセラさんのフォローをするのは、当たり前です」



リコリス様は、セラにした事が当たり前のようにニッコリと笑いました。


そしてセラのメイドの能力が上がったのを安心をしたように微笑みました。



「……やっぱりリコリス様は、優しいですね。


ありがとうございました、リコリス様」



私は、誰にでも優しいリコリス様に遣えて良かったって思いました。


それに比べセラに嫉妬した自分が嫌になり嫉妬した事を反省しました。


そしてリコリス様に向かって慈愛を込めて微笑みました。


そして頭を下げてリコリス様の気持ちに感謝を表しました。


私は、優しいリコリス様にふさわしい存在になるために努力をしようと心に誓いました。



ーTo Be Continuedー



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