序章
皆様、初めまして。火御成飛と申します。
何の取り柄もない者な上、この話そもそも小説ですら、ありません。執筆する事すら、私、初めてと来ます。
加えて、内容がワタシクの「政策に対する提案、主張」です。
なものですから、ヤジ、ツッコミ、罵詈雑言、石投げたくもなりましょう。
…しかし…しかし今少しで結構でございます。お待ちになっていただきたい。
衆議院議員選挙を控えた、この大事な時期に、皆様と一緒に日本国の将来について、改めて考えたいと思い、筆を執った次第でございます。
ただ、私は「理想主義者」でございまして、統計数字だの、予算だのと「保守的な現実主義者」の縛り『から』話を始めるのが大嫌いでございます。
いえ、決して現実を否定している訳ではないのです。
まず最初に問題を全て一覧にしようじゃないですか。その上で、理想主義者は理想を語り、現実主義者は保守的見解を語った上で、落しどころを探って見ては、いかがかと申し上げているのです。
細かく一つ一つ顕微鏡のように覗き込む事も大事なこともありますが、今は大局の節目な時期と存じます。
そして保守派なんて官僚から大臣まで、現役政治家には掃いて捨てる程いらっしゃる。あ、これは失礼を。
…しかし、で、あるならば、私は理想論者として、ここに理想論者としての提案を掲げたいと思うのです。
浅学の身故、知恵至らぬ事もございましょう。
そこは「死ね」だの「ボケ」だの「アホ」だのと否定だけで終わらせず、何卒、お知恵をお貸しいただければと思います。
前置きが随分と長くなってしまいましたが、これ持ちまして、「我が献策」の序章とさせていただきたく存じます。