MG-2〈ユノディエール〉
・人工筋肉を用いた第2世代型マシンゴーレム
・トライアルで、ヴォクサー社の試作機YMG-1〈パンツァー・プラッテ〉を破って、イーグニース軍の制式採用を勝ち取る
・外見は忍者。ア●バレストのパクリとか言ってはいけない。アレより悪なデザインである
・アーバレ●トより忍者臭い顔つき、バ●チャロイドのようなゴーグルに、忍者頭巾を思わせる口元と、頭部側面装甲を持つ
・どちらかというと聖剣⚫説シリーズのザコ敵、「ニンジャ」がモチーフ
・スマートな八頭身に
・YMGー1〈パンツァー・プラッテ〉よりコストがかかるのがたまにキズ
・試作機、YMG-2から、量産性や整備性を上げるための変更点はいくつかあるが、性能を落とすような変更は一切行われていない
・新人パイロットが乗るには、ややピーキー過ぎるとも言える性能
・これは、操縦センスや身体能力が優れた、獣人傭兵が搭乗する事を前提に作られている事が理由の一つ
・もう一つはテストパイロットのアレックス・S・マッサが、じゃじゃ馬でも平気で乗りこなせてしまったから。相方のスーテラ・トーターの意見がなければ、もっとピーキーな機体に仕上がっていたかもしれない
・そもそも開発当初はGR-1〈リースリッター〉のアップデート版のようなコンセプトでスタートした
・ベッツ・アーエムゲイルが亡命してきて、人工筋肉の素材調達にあてができた事と、ビサースト獣人の傭兵を勧誘する計画をいち早く聞きつけた、ロスター・ローザリィ社長は急な方針変更
・結果、今のような、GR-1とは隔絶した性能の機体に仕上がった
・そのせいで、現場の開発スケジュールは殺人的なものになった。異常な研究・開発スピードを誇るドワーフ族でも音を上げる程の、悪夢のような日々だったと開発チームは語る
・「仮想全天周囲ディスプレイ」を採用、50mを超える跳躍中でも眼下の敵機を的確に捉え、空中から高い精度の射撃を行う事ができる
・錬金術により作られた、「擬似魂魄AI」を採用し、パイロットをアシストさせ負担を軽減している
・パイロットへのGを緩和する、「イナーシャル・レデューサ」を搭載。これが無ければ、パイロットは簡単に圧死してしまう
・地球の戦闘機の電子機器にあたる、エーテル・アビオニクスも、第1世代型とはかなりの性能差がある
・運動性、エーテル・アビオニクスでは帝国軍のGR-3〈サミュレー〉に勝るが、装甲とパワーで劣る。両機の性能は五分であるといえる
・ドライビング・ホイールは搭載されていない。人工筋肉採用により、普通に走ってもグライディング・マニューバを遥かに超える高速走行が可能になった事と、50mを超えるジャンプからの衝撃に、ドライビング・ホイールの機構が破損しやすい事、頭身が上がったために重心も上がり、グライディング・マニューバとの相性が悪くなったためである
・魔法杖も搭載されていない。第2世代型MGで搭載されている機体は無い
・代わりに相手の魔法の発動をかき消す、ディスペルチャフが搭載されている
・小型、高性能な空調魔道機も搭載され、コックピットの快適性は第1世代型に比べ、格段に向上している
・名前の由来は「ル・マン24時間耐久レース」が開催される、サルテ・サーキットの長い直線区間の呼び名から。なんかその区間の入り口の村の名前らしいが、意味は調べてもわからなかった
・1機のお値段、およそ10億モジャ
人工筋肉
・蜘蛛の魔物、ジャイアント・アラーネアの遺伝子を組み込んだ合成素材でできている。これにより、瞬発力、柔軟性は、第一世代型の比ではないスライムフルードと同じように、魔力ブースト機動も可能だが、人間の筋肉繊維が運動で断裂するように、消耗も激しくなる
・通常使用でも消耗は進むため、一定の時間運用したら、交換する必要がある
・油圧系を全廃する事が出来たため、機体重量は劇的に軽量化する事ができた
・人工筋肉自体に、高い防弾性があり、これにより第二世代型マシンゴーレムは、装甲を薄くしつつ、第一世代型より遥かに高い防御力を得ている
・マッスル何とかという名前を付けようかと悩んだが、付けなくて良かったとホッとしている。絶対めんどくさくなっていた。
疑似魂魄AI
・操縦を補助する人工知能
・ちょっとファンタジーっぽくアレンジしてみました
仮想全天周囲ディスプレイ
・サブカメラからの映像を、直接パイロットの脳内にフィードバックする事により、360°全ての包囲を視認できるようにしたシステム
・常に全方位が見えていると、パイロットの脳に多大な負荷がかかるため、視線を向けた方向のみ、計器やコックピットの壁、床が透けて、その方向を見る事ができる
・終戦間近のモデルは進化して、シートとパイロットのみが、宙に浮いているように見えるようになる。これは全方位を映しても、パイロットの脳への負荷を軽減できるようになったため
・後期型は、計器類の情報が、宙に浮かんだウィンドウに表示される
・どう見てもZガ●ダム世代以降のモ●ルスーツの全天周囲モニターだが、オリジナルっぽくごまかせた気がする
ディスペルチャフ
・魔力を反射する性質を持った、細かい金属片を撒き散らす
・生身の魔道士の魔法を、阻害する事ができる
・煙幕の魔法や、土魔法で足元を崩されたりする事への対策として搭載されている
・魔力追尾式ミサイルの追尾を、無効化する事も可能
・物語終盤のマシンゴーレムやミサイルは、赤外線センサーも備えているため、合せてフレア(燃焼する熱源の囮)も散布するよう、改良された
武装
40mmアサルトライフル〈ムアサドー〉
・賢紀がGR-1の素材を元に、「ファクトリー」内で作ったアサルトライフル
・炸薬の代わりに、爆炎魔法を付与している
・そのため、薬莢のないケースレス弾
・魔力で撃発信号を送って発砲する
・引き金は付いているが、撃発信号に不具合があった場合の緊急用
・モデルはドイツのH&K社のHK416
・現実のHK416と同じく、コンパクトモデル、カービンモデル、アサルトモデル、フルサイズライフルモデルと、バレルの長さを変更できる
・名前の由来はイギリスの言い伝えにある、黒い魔犬
・装弾数30発
・フルオートの連射速度は、毎分600発
・40mm弾を使用
・汎用性が高いために、MG-2のメイン装備として扱われる
対マシンゴーレムダガー〈パッセロ〉
・魔剣リネアールを改造して、賢紀が作った短剣
・ベースになったリネアールは、エリーゼの魔剣エスプリの技術が盛り込まれた改型なので、斬れ味、貫通力、耐久性は、リネアールとは比べ物にならない
・リーチは短いが、取り回しが良い事が利点
・名前の由来はイタリア語で「雀」
・なぜ雀……? 多分、こ⚫すばのアニメを見ている時だったのだろう(ちゅ⚫ちゅん丸)
スペック(イーグニース共和国軍初期型)
全高 8.2m
基本重量 9.0t
リアクター出力 7200kMP
リアクターコア バジリスク
最高自走速度 280km/h
最高跳躍高 55m