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GR-1〈リースリッター〉

・リースディア帝国で初めて、そしてそして世界でも初めて制式採用されたマシンゴーレム

・型式番号のGRは、開発者グレアム・レインのイニシャルを取って付けられている

・元になったのは、グレアムが開発した、強力な動力源を搭載するメタル・ゴーレムであったと言われている。この動力源こそ、マシンゴーレムの動力源、トライエレメントリアクターの原型であった

・帝国内の内乱において、そのメタルゴーレムは圧倒的な戦闘力を発揮し、現皇帝ニーサが即位するために大きな戦力となったが、操り手であったロメオ・アルフレドが、弓矢による狙撃で死亡してしまう

・そこで開発者のグレアムが提案したのが、操り手がゴーレムの中に乗り込んでしまう、搭乗型ゴーレムの開発である

・本来人間以外の種族が国民として認められない帝国において、特別に研究者としての地位を保証されたグレアムは、帝国内のあらゆる工業分野の技術者、魔道士、錬金術師などの中から、才能はあるが異端児と言われていた者達をかき集め、現皇帝の庇護の下、「帝国マシンゴーレム開発技術部」を創設。GR-1の開発がスタートする

・人間が乗り込めるスペースを獲得するために、GR-1は従来のゴーレムより大型化し、6mを超える全高で設計される事になった。それにより重量も増大し、従来のゴーレムのように、単純に魔力を流して動かせる代物ではなくなってしまい、油圧シリンダーやギヤの変速によるトルク増大により、ようやく動けるようになっていく

・試作機として作られたGR-1だったが、あまりにも完成度が高かったため、ほぼそのままの仕様で制式採用され、量産が始まった。

・標準装備は片手剣+魔法杖

・片手剣は魔力を伝導させて、切れ味と耐久性を上げることができる(パイロットが魔力操作に秀でている事が条件)

・魔法杖により、駆け出し魔道士程度の操縦兵でも、宮廷魔術師クラスの魔法を行使できる。それでもマシンゴーレムの装甲は貫けないため、専ら対人、遠距離からの牽制が用途

・正式採用された時点で、唯一のマシンゴーレムだったため、初期のGR-1は対マシンゴーレム戦が全く想定されていない仕様

・並の操縦兵でも、ドラゴンを単機で討伐できるくらいの戦闘力

・非常に信頼性、整備性が高い

・初心者でも扱いやすい、素直な操縦性。そのため駆け出しの操縦兵が、増長する問題が起きている。

・後にサイドカメラ、魔道無線通信機、ドライビング・ホイール、魔力レーダー等が追加され、対マシンゴーレム戦にも対応できる性能になっていく

・ヴァ●ツァーのゼ●スに、ア●マードコアのEYEシリーズの頭部を乗せたようなデザイン

・名前は戦女神リースディースの騎士(リッター)から

・名前がヴァイスリ●ターに似てしまって、マズったかな? と、作者は思っている




動力源 トライエレメントリアクター


・世界の大気中に散らばっている、魔素・マナ・瘴気という三大エネルギーを取り込み、リアクター内で高速・高圧で衝突させる事によって霊子核融合を発生させ、その際に発生する莫大な魔力発生させる、非常に強力な動力源

・必ずしもこの三種類のエネルギー全てが必要なわけではなく、大気中に二種類、あるいは一種類でも存在すれば、リアクターは稼動させる事ができる

・コアには魔物等が死亡する時に残す、「魔石」が加工されて使われている

・本当は、作者はエ●テル・リアクターという名前で、もっとシンプルな設定の動力源にしたかったが、「ナ●ツ&マジ●ク」で既出だったために諦めた




作動油 スライム・フルード


・マシンゴーレムの四肢を動かすための作動油。魔力に反応して伸長、収縮する性質がある

・魔力操作に秀でた一部のパイロット達は、この液体に規定値異常の魔力をかけて、瞬発力を高めた機動を取る事も可能だが、シーリングが痛んだり、作動油の劣化が早くなるので、乱用すると整備兵の不評を買う

・スライム系の魔物の粘液を加工して作られる

・ぶっちゃけると、●Tのポリマーリ●ゲル液のパクりである




クリスタル・アイ


・カメラの役割を果たす

・いちいち「クリスタル・アイ」って書くのが面倒なので、最初から「カメラ」って書けばよかったと後悔している




魔法障壁


・マシンゴーレムの絶大な防御力の元となっている、機体全体を薄く覆うバリア

・これにより、従来の魔道士による魔法はほとんど無力化され、戦場を一変させる兵器となっていく

・魔法防御がメインのバリアだが、剣や弓などの物理攻撃にも、若干の抵抗力はある(魔法8:物理2ほどの割合)




武装




魔剣〈リネアール〉


・魔鉄で刀身が作られた片手剣。飾り気のない直剣

・内部には魔力を伝導しやすくし、その時に刀身の自壊を防ぐ役目をする魔力回路が組み込まれ、外側には「切れ味強化の魔法」と「耐久力強化」の魔法が付与されている

・名前の由来は、作者が50cm物差しを振り回しながら殺陣のシーンを考えていた事から、ドイツ語で「ものさし」を意味するリネアールと名付けられた




魔法杖


・何か名前をつけようとしたが、なんとなくそのまま魔法杖で来てしまった

・対歩兵、対物用としては有用だが、対マシンゴーレム戦では魔法障壁にほとんど防がれ、ダメージが通らない

・魔法障壁を貫通できるような火力を搾り出そうとすれば、まず壊れる

・様々な魔法に対応しているが、その汎用性を持たせるために強度が不足しているとも言える




スペック(帝国軍初期型)


全高 6.4m

重量 18.9t

リアクター出力 2020kMP

リアクターコア ゴブリン

最高自走速度 60km/h(オート走行時)


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