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砂の果実

作者: 吉田淑子

あの頃は嫌な時代だったと誰もが口を揃えるけれど、健治にとっては甘い郷愁であり、未だに燦然とした輝きを失わない時代だ。

 その香りは蜜よりも気高い花の香りであり、その輝きはきらきらしい太陽より蒼然とした月の輝きだった。

 思い返せば恥ずかしくいやらしいこともたくさん思い出されるのに、最後には必ず甘い香りと微かな輝きが残る。


 ――一高駒場。向ヶ丘を去り、誰もが憧れた新天地だった。



 健治が一高に入学したのは昭和十二年。胸を張ってその門をくぐり、溢れる書物や卓越した教師陣、当時は珍しい水洗便所や、学校と図書館を雨に濡れずに往復できる地下道にひどく感動して、万感の思いを込めて寮歌を歌ったが、ひどいオンチだと寮友にからかわれる次第。唱歌は苦手だった。


当時の一高は地方のエリートの寄せ集めのため、寮が完備されていた。当然健治も寮暮らしとなり、数人と同室になった。理科文科もおかまいなしにぎゅうぎゅう詰め込まれる。その中の一人が、浅見亮介だった。同僚とはいえいわゆる落第のオチコボレとなめてかかっていたが、落第とは言っても単に肺を病み出席日数が足りなかっただけと言うから自慢じゃないが勉強の手抜きにかけてはスペシャリストの健治の足元にも及ばない成績を持っていた。

 髪と指の美しい男だった。女みたいに伏せた瞼が好かなかった。ときどき垣間見える瞳の色の薄さにも勝手に傷ついた。髪の黒さから勝手にその瞳もさぞ漆黒に濡れ輝いていようと想像していたから。 彼の長い指が本をめくるさまと低い声が格好よくて憧れた。あのとき、あれはいったいなぜだったのか覚えていないが、漱石を朗読していた彼のその、指と、声。その小説は題名以外のたいていを忘れているけれど、あの言葉と、それを発した彼の声だけはよく覚えている。

もっとも彼が日本の大衆小説を読むのはほんの刹那で、たいていはショーペンハウエルのような難しい哲学書を読み耽っている。

 孤独は、すぐれた精神の持ち主の運命である。

 ショーペンハウエルのこの言葉は彼のためにあるのだと、揶揄を込めて当時つきあっていた連中と言っていた。彼はすぐれた人物ばかりを集めているはずの一高においても特殊で優れていて孤独だった。それは時に痛々しいまでに肥大して健治を悩ませた。

 当時の一高生といえば、学ランやマントは弊衣、帽子は破帽を誇りとし、三年間取り替えることのない雑巾のような手ぬぐいを腰からぶら下げているのが常だった。健治も勿論その例に漏れず誇り高くいたのだが、浅見亮介それを厭い、きちんとマントと制服にブラシをかけていたから健治を始め同室のものは皆驚いていた。もちろん皆一様に弊衣破帽であった。

 その同室の中に近藤と河合というのがいた。近藤は例のごとくの肺の疾患で落第、河合は何を思ったか京大を中退し一高に入りなおしたという特殊な過程の存在だった。この二人が寮のボスみたいなもので、逆らう者はほとんどいなかった。河合はその大陸の獰猛な動物のような風貌だけでよっぽど恐ろしかったし、近藤はその華奢な容姿に似合わず腕っ節と舌の回転は人一倍ときているから、ある意味では河合よりも恐ろしい。容姿でなめてかかると痛いめに遭うのだ。その二人がどうにも浅見亮介をかわいがるので、彼はその青白い容姿をからかわれることもなく過ごしていた。なぜ二人が彼をかわいがるのか、その疑問はすぐに解けた。

「あいつは天才だからな」

やはり同室の、中井文太という男がそう言っていたとおり、浅見亮介はまったく勉強というものに関してのすべての神の寵児であった。健治が横でウンウン唸っているのを横目に、大抵のものはまるでなんでもないようにこなす。それで近藤や河合から重宝がられて大切にされているのだ。

「あいつは一高きっての天才だ。わが一高の誉れだ。友の憂いにわれは泣き、わが喜びに友は舞う。さあさ天才たる友人にわれもまた及ばずながらついていこうじゃないか」

近藤は浅見亮介たる才能の友人であることが何より誇りらしく、そう言って笑う。笑うと女みたいなえくぼができてかわいらしい。一高に野蛮な男色の文化のないことが彼には幸いだったろう。

 その亮介はといえば、相変わらず青白い顔で授業に関係のない哲学書を読み耽っているのだし、ときどき小難しくないようなものを読んでいるときはにやにやして、「文学というものはいい隠れ蓑だな。昼間から堂々とエロが読める」などと言っている。健治は理科の人間で、文章に欲情できず、何やら文科が羨ましいように思えた。そして、文科の想像力の逞しさに感心したりもする。光り輝く肌が爪が踝がどうのこうのとかいう表現、これだけで世にも可憐でそのくせどこか年増めいた妖艶なところのある素晴らしい夢のような処女を思い浮かべられるらしい。一高生は一様にロマンチストだが、こういうロマンは健治には描けなかった。



 そういえばこの頃、少し恥ずかしいことがあった。健治自身はまったく虎となっていて覚えていないのだが、試験の成績が同室連中皆100位以内に入ったということでささやかな祝いをしようじゃないかと例のごとく近藤が案を立て、中井がとっておきの日本酒の一升瓶を振る舞い、どんちゃんやることになった。別に河合や浅見が100位以内に入ることは珍しくないが、そんじょそこらのサボリストではない以下三人は常に下からの成績を維持しており、多少浮かれてしまうのも詮無いことで、そうして浮かれるから次がひどくなることを自覚しない好青年でもあるわけだ。健治ひとりが年下だったのでじゃんじゃん飲まされ正体を失い、次第に隣の浅見亮介に絡んで、

「浅見さんの腕、長くていいなァ。指も。格好いいなァ。ネエ、僕にくださいよォ」

などと言ってそのまま彼の腕を掴んで指を握ってグースカ眠ってしまったらしい。後で中井に聞かされて真っ赤になってしまった。彼の腕に指に憧れていたのは事実だけれどそんなことを! また、おどけた中井の物まねが健治にそっくりで、まるでオカマのようになっている自分がありありと浮かんで、それもいよいよ恥ずかしい。健治はしばらくの間、渾名がお嬢となるというとんだ不名誉を頂いた。


「フー、アー、ユー、アイ、アム、マイ、ゴースト、ワット、イズ、ザ、ゴースト? ユー、キャン、スィー、マイ、フィギュア、バット、ユー、キャノット、ヒア、マイ、ヴォイス、ジス、イズ、ザ、ゴースト……」

 後ろから忍び笑いが聞こえる。

「wer sind Sie Ich bin mein Geist was ist der Geist? Sie können sehen mein figua aber Sie können nicht hier meine Stimme dies ist der Geist.……幽霊の練習かな」

 幽霊というのは一高独自の文化で、授業に出席しているのに返事をせずにいるというものだ。

健治の下手な英文をあっという間に流暢な独語に直す。こんな芸当ができるのは亮介くらいだった。彼は健治の隣に座った。椅子というような上等なものはないので床とべったりだ。

「幽霊をするくらいならきちんと授業に出たほうが良い」

「そりゃそうですけど、この前寝坊しちゃって」

頭を掻いて隣の人を見る。相変わらずなにがしの哲学書とセットでいる。健治には読めないようなドイツ語の原書。健治は有り体に言えば彼のその天才に強く惹かれていた。しかし、彼は只の天才でしかないとも思う。近藤や河合のような強い意志、これからの日本を担う強い意志力が著しく欠如している。彼が肺病やみだからだろうか、一種諦観に似たものを感じることすらある。どうしてその天才をもっと発揮しないのか、非常に苛立つ。まるで宝の持ち腐れだ。

「浅見さんは将来何になりたいですか」

「……そうだな」

 突然に話題の飛躍にも特に気にせず亮介は考える素振りを見せた。

「詩人」

「しじん」

 思わず頓狂にそのまま返してしまった。

「変かな」

「変ですよ」

 一高を出れば官僚にだって技術者にだってなれるのに。なによりお国のためにはそれがいちばんだというのに。

「浅見さんはこれからの日本を、強い日本を担っていく気はないんですか。あなたほどの天才ならなんだってできるでしょう」

「だから、詩人になるんだ。精神的にも経済的にも貧しい国に何がいちばん必要だと思う?教養と文化だよ。だから……」

「日本が貧しい国ですって!」

 健治は激昂して憤慨した。これから世界の頂点に立つべき日本が、精神的にも経済的にも貧しい国だって!? アジアで唯一白人に戦争で勝ったこの国を!

「このまま戦争に突入すれば日本は負ける」

「なんてことを!……」

 当時の日本で、これを言うことはほとんど自殺のようなものだった。彼の天才は大いに評価するけれど、この冷笑的な嘲笑的な態度にはついていけない。

 健治は立ち上がる。

「あなたにはついていけない。友人として今の言葉には目をつぶるけれど……あなたのことなど知らない。ドイツにでもアメリカにでも行ったらいい。あなたほどの人ならどこでも歓迎してくれますよ」

「あいにく、僕はどの国よりも日本が好きでね」

「なんて嫌味だ!」

 健治はカンカンに怒りながら寮を後にした。特に行き場もないのでカフェなんかでしゃれこんで苦いコーヒーを飲んだ。コーヒー代を損してしまった。怒りはおさまらない。彼は彼の天才を間違った部分で発揮してしまっている。誰よりも目線が高く、おまけに曲がった見方をしている。当時の一高の、とりわけ体育教師の軍国主義にも腹が立っていたけれど、彼よりは幾分マシだろう。ふと、「私の詩は、ただ一つの理由で私の役に立つ。すなわちそれは、闇からある種の光へ達したとする私自身の闘争の記録である……」彼が暗唱していた、なんの引用なのかすらもわからない文章を思い出す。思想を闘争に変える力が詩にはあるのだろうか。健治にはわからない。駅前のカフェで電車のゴトゴトいう音を聞いていた。


いっときはあんなに怒りに燃えていた健治だったが、数日経てばあっという間に彼への怒りを忘れてしまった。元より気にする性質ではない。彼の態度があまりにかわらないのでつい普通に接するうちにあれは夢であったのではないかとすら思えてきた。

それでも、あのときの冷酷な皮肉屋の彼と、普段の至って愛想の良い、それでもどこか遠くを見ているような彼が、ときどき重なって健治の胸を弾ませるのだけれど。

これから話すことは、なぜ健治にとって彼の思い出が特別になっているのかがわかるようなことで、彼がなぜあの時自分を選んだのか、健治には時を重ねるごとに少しずつわかっていった。当時はおぼろげにしかわからずにいた。

「蛍が見たい」

「ほたる」

「そう、蛍」

「それで」

「どこで、どうしたら見られるものか、わからない」

 彼が心底困り果てたような、欲しいものが手に入らなかった子供のような顔で、そう言ったので、健治はいろいろ手配をした。天才の彼に頼られるのは初めてのことだったから嫌が応にも張り切った。時期はちょうどいい。それならばあの湖の付近はどうだろうか。いやいやあそこは人が多いから風情がない、等等……いろいろと考慮して考えついたのがとある川のほとりで、その川は一高前の駅から二駅乗り継いだ先にあった。

「……というわけで、ここが一番いいと思います。時期は、今から二日後がいいですね。学校が休みになりますから……」

「うん、いろいろありがとう」

 にこにことする亮介に、健治はなぜか照れてしまって頬を真っ赤にしてやはりにこにこした。

「オイオイ、いいように使われてんぞ」

などという、中井のありがたい忠告に痛み入りますと返事をして健治はご機嫌だった。



 彼の頬はいつも青白いけれど、蛍の光に照らされては余計だった。

「浅見さん、どうですか」

「うん、いいな。こういうのが、見たかったんだと思う」

「それはよかった」

 ぼろぼろの桟橋を渡ると光の群れと出くわした。あっという間に光どもに囲まれて二人ともまるで飾り人形のようにおめでたくなってし

まった。

「人は死ぬと蛍になるって、親に聞きました」

「ふうん」

「まあ、とんだお話ですけどね……」

 ロマンチックな話に自分でむず痒くなって健治は頭を掻いた。彼は自分との話よりも蛍に夢中のようだし、自分も生きている電球の観察に専念することにした。

「悪くないな、蛍も」

 どうやら一応話は聞いていたようで、彼が先ほどの話の続きをする。

「蛍になったら、この川に生まれたい」

「え?」

「そしたら健治は毎年見に来てくれるか」

「そりゃあ、見に行きますよ。近藤さんも河合さんも中井さんも連れて。で、大騒ぎしたら寂しくないでしょ。まあきっとそのときはみんなおじいちゃんでしょうけど」

「そうだな」

彼が少し笑う気配がした。手に触れられて、少し驚いた。彼の顔を見ると、やっぱりいつもの微笑だった。

「もう少し、奥に行こう」

 しばらく手を繋いだまま歩いた。なんだか、朧な月と虫の光ごときの闇の中ではこうすることが自然に思えた。

――そうか、自分はこの指に焦がれて。

 おぼろな光の中、彼の指は白く光っていた。





『……恋は罪悪です………』

あのとき彼が暗唱していたのは『こころ』だった。たくさんの言葉の中でもこの言葉ばかりが印象に残っている。恋は罪悪……そんな句を彼の心地いい声が紡いでいた。

 彼が大喀血をやらかしたのは、蛍を見に行ってから数ヵ月後の、暑い日だった。彼と喋っていた。

「肺病を患ったことはあるかい。或いは身近にそんな人はいなかったか」

「イエ、誰も」

「そりゃ、幸せだな」

「空気のいい、神奈川の田舎に住んでましたから……」

「へえ。僕は横浜なんだ。あの辺は急に良くなくなった」

 彼が血を吐いたのは健治の目の前だった。具合が悪そうな彼を追っていったら彼がゲホゲホやり始めて、血が洗面器にいっぱい溜まった。

 血の赤さと、指の白さの対比が鮮やかすぎて恐ろしくて動けずにいるのを後ろからはたかれた。

「なに死んだみたいにつっ立ってんだ!」

 近藤だった。自身も喀血の経験がある彼はてきぱきと動いた。健治は本当に死んだようにぼんやりとしていて、それからの様子をまったく覚えていない。気付いたら浅見亮介は寮の固い布団で眠っていた。

「近藤くん、冗談じゃない。そんな病人を置いておくんじゃない」

「おまえは僕も追い出すのか!」

「別に、近藤くんくらいの病人ならいくらでもいるけどさ。アイツ尋常じゃないよ。なんともない奴にも感染するぞ」

普段明るくて嫌味なことなど言わない性質の中井が近藤につっかかるのを、健治は初めて見た。

「近藤」

「河合」

「俺もそう思う。亮介のためを言っているんだ。どこか空気のいい田舎で過ごしたほうがいい。一高の空気は悪すぎる」

近藤は泣きそうな顔になった。

「心配するな。休学しても卒業はできる」

「一緒に卒業したかったんだよ」

 とうとう泣き始めた。近藤は意外と涙もろい。

「この寮の全員で、卒業したかったんだ!」

 わー、という近藤の泣き声につられて、健治も泣き始めた。



 亮介がすっかり元の白い顔になって、一高にとりあえずの別れを告げたのは数日後。

「田舎の母さんがすっかり心配してね。帰ってこいとさ」

いつものさりげない口調で言って、彼は身辺整理を始めた。

「いつ発つんですか?」

「明日。早いほうがいいからな」

「明日!……じゃあ、その日は休んで駅まで見送りに行きます」

「ありがとう」

 彼はすっかり普段の調子を取り戻した笑顔だった。その顔を見ていると、どうして彼がここを去らねばならないのか、という気持ちになる。

「それから」

「なんですか?」

「蛍、ありがとう。あれが、一高でいちばん楽しかった。母さんに土産話が出来た」

「そうですか」

 健治はまた赤面症のごとく頬を染めた。

「浅見さん、まだ詩人になりたいですか」

「うん……どうだろうなあ」

 首を大いにかしげる彼の様子に健治は笑った。

 その夜、最後なのだからと彼の寝顔をまじまじと覗き込んでみた。近藤という希代の美形に隠れてはいたが、彼もなかなかの美形であった。窓からそそぐ月光がまつげを際立たせて濃い影をつくっていた。通った鼻筋と細い顎、薄い唇。それを一通り名残惜しく眺めていた。


**



ひたぶるに眞理の空を

馳せんとて友よ集へり

北方の星は冴えたり

夜を通し黙示さゝやく

仰ぎ見んかゞり圍みて

かゞり圍みて友よいざ寄れ



翌日の駅のホームはたいへんな騒ぎだった。健治は言うまでもなく、近藤や河合、中井やその他大勢の寮生までもが学校を休み、肩を組んで盛大に寮歌を歌い始めたからだ。


「亮介、亮介!」

近藤が叫んで手を振る。間もなく出発の合図が出る。ゆっくり電車が走り出す。



暮れて明るき六寮に 

歌へる聲も清らけく

彌生は空にたちかへり 

風あたたく薫り来て

宴の燈火またたけば 

おもむき深き今宵かな



いつまでもいつまでも寮歌を歌っていた。相変わらず健治はオンチだった。


「忘れない、忘れない!誉れ高き一高の友情!忘れない!」


窓から乗り出した亮介が、ガタガタの肺でそう叫んだ途端に、きれいなままの帽子が飛んだ。健治はそれを地につかないうちに捕まえた。

「健治が持っていて!」

 彼の声はもう聞こえなくなった。あとは列車のガタゴトいう音のみ………


それから彼がどうしたのかはまったくわからない。復学の話も聞かなかったし訃報も聞かなかった。その後日本は戦争に突入してしまって、ますますわからなくなってしまった。


それでも、ここにある帽子と、微かに残る蛍の光の記憶と、彼の声が、彼の証明になっている。それは、砂の果実のように、触れたらさらさらと消えゆくものだとしても。


―――恋は罪悪です


 あれは、誰に言っていたのだろう。



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[一言] 吉田エレガンス先生、始めまして。通りすがりの蝙蝠傘と申します。 読んでしまったからには感想を書きたいと思います。 最後まで読ませて頂きました。 ただ、正直なところ出だしから二の足を踏んでしま…
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