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釣りロマン求めました!  作者: うにまぐろ
春のトラウト編
4/10

入学式③

入学式の入場はクラス順出席番号順。


「緊張するね」

「これで緊張って何歳よ」と笑って返してくれるちえみ。

《これより第34回北高校入学式を始めます。新入生入場!1組!》とアナウンスが流れる。


体育館に足を運ぶ。

すると……多数生徒の携帯が鳴り出す!


《ジャーンジャジャジヤーン!》

《タータータンタタータン♪》

《立ち上がれ気高く舞え~♪》その他……色々


格闘技の試合か何か勘違いしているのだろうか。どうやら一部生徒にはテーマソングみたいなのがあるらしい。

客席の親らしき人が泣いている。高校まで成長した子を見送る感動から……ではなく単純に呆れて涙が止まらないのだろう。

入場が終わり……


《来賓の皆さまもご起立下さい。国歌斉唱》

「特攻の俺様歌えるぜ」

「いやいや日本人として歌えなきゃおかしいだろ」


ここで初めてまともなツッコミが。

そして国歌斉唱を終える。


「いやー、ロックだったわ」

《着席!》

《学校長式辞。校長先生お願いします》

「入場曲を入れた生徒大きな声出して手をあげろ」と校長先生は眼光を光らせる!

「はーい!」

「イッエーーイ!」

「ブイブイ♪」

「その生徒は後で郷土資料室に来なさい、以上話を終わります」校長先生はステージを去って行く。

「ヘヘヘ、俺様どうやら校長先公に好かれたらしい」

「進級余裕っしょ!」

《続きまして、ご来賓の方々による祝辞の言葉、お願いします。》

「皆さん進級できると良いですね」

「犯罪にだけは手を染めないでください」

「まだ子供を産むのには早い歳です。産むのは出来ますが親にはなれません」

《ご来賓の方々ありがとうございます。これで入学式を終了いたします。新入生退場!》


刺激のある学校生活が送れる、だって村井先生の目笑ってないんだもん。


「沙希ちゃん先生腕組みしながら見てるでよ」

「かぁー!おっぱい乗ってるし!」

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