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プロローグ
私は、本が好きで小説を作ってみた。それがとても売れて、いろんな人に読まれて、とっても嬉しかった。 そして、小説家になってはや数年。まだまだこれからなのに…
「気付いたら、トリップしてたって、
どーゆーことー!?」(泣)
朝起きたら、トリップしてました。
そこで私は幻書の使い手になってしまって
その力を使いつつ、本屋を営んでいます。
平和に暮らしたいのに、平和に暮らさして
くれない……
勇者が訪ねてきたり、国王様に気に入られ
たり… 神様に気に入れられ、
挙げ句の果て魔王様にも!?
「もう、嘘でしょ!!!?」
こんな私、桜木 由美子、
トリップしました。